岡山ムーク激怒!豪州ダービーでサポ暴徒化・GK襲撃に「スタジアム出禁」

2022年12月18日(日)6時57分 FOOTBALL TRIBE

ステファン・ムーク 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・ファジアーノ岡山所属のオーストラリア人MFステファン・ムーク(27)が17日、自身のツイッターアカウントを更新。豪州1部メルボルン・シティ対メルボルン・ビクトリー(メルボルンダービー)でサポーターが選手や主審を負傷させたことに対して、怒りをあらわにしている。


 17日開催のメルボルンダービーでは前半20分、メルボルン・シティのGKトム・グローバーがピッチに投げ込まれた発煙筒をゴール裏に向かって投げ返したことにより、メルボルン・ビクトリーのサポーターが暴徒化。次々とピッチに流れ込むと、グローバーの顔面に金属製のバケツが直撃。両チームの選手や関係者が一斉にロッカールームへ引き揚げたほか、仲裁に入ろうとした主審も負傷した。


 このオーストラリアサッカー界史上最大の事件に対して、かつてメルボルン・シティでプレーしていたムークは「今見たものが信じられない…関わったファンは全員、鏡をよく見て、二度とサッカースタジアムに足を踏み入れるべきではない」とツイート。同選手の意見に賛同するコメントが寄せられるなど、反響を呼んでいる。


 なお今回の事件をうけて、オーストラリアサッカー連盟は「強力な制裁を科すことになる」と声明を発表。現地メディアはメルボルン・ビクトリーに対して勝ち点剥奪や罰金処分を科す可能性を報じている。

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