C大阪パパス新監督の就任、母国オーストラリアでも関心「次なるステップ」
2024年12月18日(水)13時0分 FOOTBALL TRIBE
12月17日にJ1リーグのセレッソ大阪が、アーサー・パパス新監督の就任を発表。このニュースは、同監督の母国オーストラリアでも大きな注目を集めているようだ。 Aリーグ公式ウェブサイトは、この人事を「J1リーグ唯一のオーストラリア人指揮官」として報じ、現地での関心の高さを伝えた。
他のオーストラリア人監督の動向としては、ピーター・クラモフスキー監督が今2024シーズン限りでJ1のFC東京を退任し、マレーシア代表監督に就任。J1横浜F・マリノスの暫定監督を務めたジョン・ハッチンソン監督は、来2025シーズンをJ2で戦うジュビロ磐田の新監督に就任する予定だ。こうした中で、パパス監督が来シ−ズンのJ1リーグで唯一のオーストラリア人監督として指揮を執ることになる。
パパス監督は、2019年に横浜FMでアンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム・ホットスパー)のアシスタントを務め、J1優勝に貢献した経歴を持つ。2021年にはJ3鹿児島ユナイテッドの監督を務めた後、タイのブリーラム・ユナイテッド(2023-2024)でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ突破を果たし、その手腕が証明された。
C大阪には過去にオーストラリア代表FWアダム・タガート(パース・グローリー)や元Aリーグ選手のMFミッチ・ニコルス(2023年引退)、FWピアス・ウェリング(オークリー・キャノンズ)らが所属していたこともあり、パパス監督の就任はオーストラリア国内でさらなる関心を呼んでいるようだ。
日本サッカー界に精通し、アジア各国で実績を積み上げてきたパパス監督の挑戦は、母国でも「次なるステップ」として注目されている。