果たして人種差別なのか? グリーズマン、コスプレをSNSで謝罪

12月18日(月)10時50分 サッカーキング

アトレティコ・マドリードでプレーするグリーズマン [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、SNS上で自らの行動を謝罪した。イギリスメディア『BBC』が報じている。

 熱烈なNBAのファンであるグリーズマンは、自分の肌を黒く塗り、アフロのカツラを被ったコスプレ写真とともに、「僕はハーレム・グローブ・トロッターズのファンなんだ」とSNSに投稿。ハーレム・グローブ・トロッターズは黒人だけで構成されたバスケットボールチームであり、かつて白人だけでバスケットボールのチームが構成されていた頃にできたチーム。当時、白人のチームと対戦し勝利をもぎ取ったとして、黒人の高い能力が広く認知されるきっかけを作ったチームだ。現在はエンターテインメント集団として活動している。

 グリーズマンのこの行為が人種差別に当たるとして批判を受けたという。同選手はSNSで「無意識に人を傷つけてしまった。申し訳ない」と、上記の投稿を削除し、謝罪した。

 また、トッテナムの代議士を務める黒人のデイヴィッド・レミー氏は、一連の出来事に対して以下のように発言している。「1980年代を模したパーティーの一環だったはずだ。2017年の現在に批判を受けるようなことは信じられない」
 

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