2020年のKリーグで最も長く、速く走った選手は?

2020年12月18日(金)16時40分 サッカーキング

スプリント部門を制した蔚山現代のキム・インソン [写真]=Getty Images

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 11月にシーズンが終わったKリーグ。12月中旬から各クラブは恒例の“冬季合宿”に入っている。その年を締めくくる意味で行われる短期キャンプだが、“締めのトレーニング”に臨む選手たちのやる気を刺激するようなデータがある。

 それは、韓国プロサッカー連盟が12月10日に公開した、2020シーズンのKリーグで記録された各選手の走行距離とスプリントを数値化したものだ。連盟は昨年から国内のフットボールサイエンス企業Fitogetherの後援を受け、選手の走行距離やスプリントのデータを収集している。

 今回公開されたデータによると、1試合の平均で最長の走行距離を記録したKリーグ1の選手は、全北現代モータースのMFソン・ジュンホで平均11.088キロだった。ソン・ジュンホは今シーズン、リーグ戦25試合に出場して2ゴール5アシストをマーク。全北現代を史上初のリーグ4連覇に導く活躍で、Kリーグ1の最優秀選手に選出された。

 走行距離2位は水原三星ブルーウィングスのMFハン・ソクチョンで10.810キロ(尚州所属時の14試合の記録を参考)、3位は光州FCのMFヨ・ルムで10.783キロとなっている。

 スプリント部門では、蔚山現代のMFキム・インソンが1試合当たりの平均回数(平均14.9回)と距離(229.94メートル)でいずれも1位を記録した。キム・インソンはリーグ24試合で4ゴール6アシストを記録。現在行われているAFCチャンピオンズリーグでは、ここまで9試合すべてに出場し(うち先発5回)、2ゴール2アシストの活躍を見せている。

 スプリント回数2位は尚州尚武のMFアン・テヒョンで13.8回、3位は全北現代のMFハン・ギョウォンで13.2回。平均スプリント距離は、2位が光州のFWオム・ウォンサンで209.74メートル、3位は城南FCのMFナ・サンホで202.63メートルを記録した。

 なお、キム・インソンは「時速19.8キロ以上のスピードで走った距離」を意味するHSR(High Speed Running)でも、1試合平均794.5メートルの数値でトップをマーク。次点は浦項スティーラースのDFカン・サンウで746.25メートル、尚州尚武のMFアン・テヒョンで745.9メートルとなっている。

文=ピッチコミュニケーションズ

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