広島MF柴﨑晃誠が現役引退…来季からは育成部コーチに就任「皆さんまたすぐお会いしましょう」

2023年12月18日(月)20時2分 サッカーキング

2023シーズンの柴﨑晃誠 [写真]=清原茂樹

写真を拡大

 サンフレッチェ広島は18日、同クラブに所属しているMF柴﨑晃誠が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。なお、来季より柴﨑は広島の育成部コーチに就任することも併せて伝えられている。

 柴﨑は1984年8月28日生まれの現在39歳。国見高校、国士舘大学を経て、2007年に東京ヴェルディへ入団した。ルーキーイヤーはJ2リーグでわずか6試合の出場にとどまったものの、翌年からは定位置を確保。合計4シーズンにわたって東京Vの主軸として活躍した。2011年には川崎フロンターレへ完全移籍加入。川崎Fでの1年目はJ1リーグ31試合出場1得点を記録するなど主力として活躍しただけでなく、当時のアルベルト・ザッケローニ監督によって日本代表への招集も受けた。2012シーズンは負傷の影響もあって出場機会が減少し、シーズン途中の同年7月に東京Vへ期限付き移籍。シーズン終了後には徳島ヴォルティスへ完全移籍すると、J2リーグ38試合の出場で6得点を挙げる活躍を見せ、徳島のJ1リーグ初昇格に大きく貢献した。

 2013年より広島へ完全移籍にて加入した。広島での1年目はバックアッパーの立ち位置が続いたものの、2015シーズンに入るとスタメンでの出場機会も増加。同シーズンは明治安田生命J1リーグ27試合出場6ゴールを記録し、広島の2シーズンぶり3度目のJ1リーグ制覇に貢献した。その後は広島一筋で活躍。2023シーズンまで合計10年間在籍し、明治安田生命J1リーグ通算で241試合出場26得点を記録した。

 現役引退に際し、柴﨑はクラブを通してコメントを発表。これまでに在籍した東京V、川崎F、徳島、そして広島と4つのクラブの関係者、そしてファン・サポーターへ感謝の言葉を綴った。

「今シーズンで現役を引退することを決断しました。東京ヴェルディでプロのキャリアをスタートし、川崎フロンターレ、徳島ヴォルティス、サンフレッチェ広島と、素晴らしいクラブでプレーでき、楽しいサッカー人生を送ることができました。こんなに長く現役生活を送ることができたのも監督やコーチ、トレーナー、マネージャー、フロントスタッフの皆さん、共にプレーしてきたチームメート、家族のおかげです。一生懸命サポートしてくださり感謝しています」

「そしてファン・サポーターの皆さん、良いときも苦しいときも一緒に戦い、どんな状況でも応援してくださって、ありがとうござました。僕にとって皆さんからいただいた声援は一生忘れられないものとなりました。本当にありがとうございました。皆さんまたすぐお会いしましょう」

サッカーキング

「コーチ」をもっと詳しく

「コーチ」のニュース

「コーチ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ