トヨタ、新型クラウン・スポーツのPHEVモデルを発売開始。操る楽しさを味わうスポーティさを追求

2023年12月19日(火)14時44分 AUTOSPORT web

 12月19日、トヨタ自動車は新型クラウン・スポーツにプラグインハイブリッド車(PHEV)を追加し、同日より発売を開始したことを発表した。


 今回新設定されたPHEVは、クラウン・スポーツが追求する『楽しい走り』をさらに昇華させるため、ハイブリッド車(HEV)の上質さを基盤に「よりクルマを操る楽しさを味わえるスポーティな味付け」にこだわったモデルとなる。


 また、感性に響く“美しいデザイン”はそのままに、走りの味付けにふさわしい専用装備を採用し、よりスポーティな印象を創出。大容量リチウムイオン電池を搭載して実用的なEV走行航続距離を備えるなど、運転する楽しさと環境性能が両立された。


 クラウン・スポーツPHEVのパワートレインには、出力密度の高い駆動用モーターが搭載されることで、システム最高出力は225kW(306PS)を発揮。シームレスかつ力強い加速を実現するとともに、車体中央床下に配置された大容量リチウムイオン電池により、EV走行距離は90km、ハイブリッド燃費は20.3km/L、総航続距離は1200km以上を実現している。

トヨタ・クラウン・スポーツのPHEVモデル(リヤ/カラー:エモーショナルレッド)


 シャシー面では“スポーツZ”グレードをベースに、フロアトンネル部へのブレース追加などで剛性バランスをさらに追求。つくり込まれたボディ剛性に対し、前後ショックアブソーバーの摩擦特性と減衰力特性の最適化が行われたほか、ショックアブソーバーの減衰力を四輪独立で制御するAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)が採用され、乗り味はしなやかなかつ接地感あるものになっている。


 ブレーキは、前輪に20インチベンチレーテッドディスクブレーキ採用に加え、さらに専用20インチ対向6ピストンアルミキャリパーを設定し、制動力を向上させるとともにスポーティなイメージに。また、フロントとリヤのブレーキキャリパーには赤色塗装が施された。

トヨタ・クラウン・スポーツPHEVモデルのプラグインハイブリッドシステム
トヨタ・クラウン・スポーツPHEVモデルのブレーキディスクとキャリパー


 その足元には、21インチの大径タイヤとマットブラック塗装の専用アルミホイールを装備し、特徴的なトリプルスポークと細いレイヤースポークで、プレミアムかつスポーティな意匠を強調する。


 左右非対称にブラック&センシュアルレッドが配色されたインテリアは、運転の高揚感を高めるとともに『個性とスポーティさ』を際立たせる。赤いステッチが施されたスポーツシートはドライバーがしっかりと身を預けられるホールド感とされ、フロントとリヤのシートベルトは赤色のベルトが採用された。


 駆動には電気式4WDシステムのE-Fourを採用したクラウン・スポーツPHEVのメーカー希望小売価格は765万円(消費税込み)となっている。詳細についてはトヨタの公式サイト(https://toyota.jp/crownsport/)まで。

トヨタ・クラウン・スポーツ PHEVモデルのコックピット
トヨタ・クラウン・スポーツ PHEVモデルのインテリア
トヨタ・クラウン・スポーツのPHEVモデトヨタ・クラウン・スポーツのPHEVモデル(フロント/カラー:エモーショナルレッド)ル(フロント)
トヨタ・クラウン・スポーツのPHEVモデル(リヤ/カラー:エモーショナルレッド)
トヨタ・クラウン・スポーツのPHEVモデル(リヤ)

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