金星貢献の宇佐美貴史、2戦連続アシストも絶好機逸「決められれば完璧だった」

2018年12月19日(水)9時24分 サッカーキング

宇佐美貴史が決勝点をアシスト。スーパーゴールを決めたツィマーと抱き合って喜んだ [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第16節が18日に行われ、FW宇佐美貴史が所属する16位のデュッセルドルフは、今シーズンいまだ無敗の首位ドルトムントをホームに迎え、2−1で勝利。宇佐美は左サイドハーフで先発出場し、追加点をアシストして大金星に貢献した。

 宇佐美は3分にペナルティエリアに抜け出して左足を振り抜き、38分には右サイドからのクロスにゴール前へ飛び込んだが、どちらのチャンスもシュートは枠を捉えず。試合後には「ただのミスですね」と悔やんだ。「前半の最初の左足のシュートもそうだし、クロスのやつもそう。右サイドのクロスに左(サイドの選手)がニアで合わせる形はよかったし、決められれば完璧だったけど、僕のミスです」。

 それでも56分には左サイドで相手選手のプレスを受けつつ、冷静に逆サイドのヤン・ツィマーにパス。フリーのツィマーはエリア手前右から豪快なミドルシュートを突き刺し、宇佐美は2試合連続でアシストを記録した。

「結果論だけど、どんなスーパーなパスを出しても、決めてくれなければアシストはつかない。しょうもない横パスだけど、決めてくれればアシストがつく」とスーパーゴールを決めたツィマーに感謝しつつ、「でもスローインの流れから、うまく(相手を)背負いながら逆サイドに展開できた。左でしっかり作って右に展開するところも今の自分の良さというか、チームを落ち着かせる1つの術だと個人的に思っている」と手応えを語った。

 デュッセルドルフは首位のドルトムントを相手に引いて我慢強く守りつつ、快速FWのドディ・ルケバキオを中心としたカウンターで大きな勝利をつかんだ。

 宇佐美は「勝った方が強いっていうのがサッカーなら、弱者のサッカーで勝てれば、それはもはや強者ですよね。今日のサッカーを見ると、どっちがサッカーをしていたかと言ったら間違いなくドルトムントだった。でもやられる気はしなかったし、結果勝ったのは僕ら」と振り返り、「見ている人たちがどう言うかはわからないけど、3ポイントとれて、応援しにきてくれた人が喜んで、チームもいいフィーリングで次に向かえるのは、それもまたサッカーだと思うし、今のフィーリング自体は勝ったのですごくいい」と話した。

 デュッセルドルフは次節、22日にアウェイでMF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーと対戦する。

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