千賀滉大のメッツ入団会見を現地メディアもレポート!来季への大きな期待も「ゴーストフォークボールで球場を沸かせる」

2022年12月20日(火)20時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 ソフトバンクから海外FA権を行使し、メジャーリーグのメッツに移籍した千賀滉大が現地12月19日(日本時間20日)、ニューヨークで入団会見を行った。会見では発表されたばかりの背番号34のユニフォーム姿で臨み、日本語の他、英語での挨拶も披露した。

 長年の夢を叶えた日本人右腕が、正真正銘、名門球団の一員となったことで、現地メディアもその様子などを大きく報じており、米ニュースサイト『NorthJersey.com』では会見のレポートとともに、球団GMのビリー・エプラー氏と千賀の関係なども伝えている。

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 記事の中では「『Hi, I’m Kodai Senga of the New York Mets,』とセンガは英語で挨拶した。また『Let’s Go Mets!』と力強く宣言している」と会見での千賀のコメントを紹介しており、さらに「日本のこの優れた投手はすでにメッツファンから愛され始めているようだ」と印象を綴っている。

 また、メッツ球団が長きに渡って千賀に注目していたとして「ビリー・エプラーがヤンキースのフロントオフィスに在籍していた2013年当時より、センガの獲得を望んでいた。しかし、MLBチームがセンガを加入させるようになるまでに、10年近くを要した」とのエピソードも明かし、その上で「メッツにとって、5度の日本シリーズ優勝を経験し、そのうち4シーズンは福岡ソフトバンクホークスのローテーションを率いたセンガは、魅力的な存在であった」と強調した。

 さらに「メッツも何年か前からセンガの育成に関心を寄せていた。その想いがセンガに響いた」と相思相愛だったとも述べており、加えて「エプラーはセンガを知るにつれ、『学びたい、もっと良くなりたいという好奇心』を感じていた」として、千賀の貪欲さを指摘。他にも「彼は育成リーグを経てNPBに到達するために、その気概を必要としていた。プロでプレーするにつれ、エプラーはセンガがプレーに対し、より計算高くアプローチする姿勢を見た」と記している。

 同メディアは「2007年にNPBからレッドソックスに移籍したダイスケ・マツザカが『ジャイロボール』を武器にしたように、センガも独特のゴーストフォークで球場を沸かせるのである」と大きな期待も寄せている。その言葉通りに2023年シーズン、メッツの新たな背番号34が、メジャーのマウンドで躍動する姿が今から楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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