「ライン間の“毒”になる」CL決勝T1回戦でソシエダとPSGが激突!仏メディアは久保建英を警戒

2023年12月20日(水)16時0分 ココカラネクスト

フランスメディアも久保の能力を高く評価しているようだ(C)Getty Images

 12月18日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が、スイス・ニヨンで行われ、久保建英の所属するレアル・ソシエダードはパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦することが決まった。

 レアル・ソシエダは、グループリーグを負けなしで首位突破を果たしており、2003-2004シーズン大会以来となるラウンド16の戦いとなる。もちろん、久保にとっては初のCL決勝トーナメント進出であり、さらなる大舞台での活躍が期待されている。

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 一方のPSGは言わずと知れた欧州屈指のスター軍団。今季、リーグで唯一、二桁得点をマークするなど高い得点力を発揮しているキリアン・エムバペをはじめ、各国代表クラスが顔を揃える。

 CL出場常連のメガクラブが相手とあって、ここまで強さをみせてきたレアル・ソシエダにとっては真価が問われる一戦であり、フランス王者相手に劣勢となる構図は十分に予想される。しかし、その中でもPSGが最も警戒すべきプレーヤーとして、日本人MFを挙げる声が現地メディアを通じて聞こえてきている。

 フランスニュースサイト『Le Figaro』は対戦カード決定後、レアル・ソシエダの戦力について論じるトピックを配信。その中で「このチームのセンセーションはクボ」と記しており、中心的選手であると評した。

 トピックでは、「10歳から14歳までバルサでプレーした左利きのこの選手は、その球際の強さから『和製メッシ』の異名を持つ。2019年にレアル・マドリードに引き抜かれ、2022年にトゥスリ・ウルディンに売却されるまでレンタル移籍を繰り返した」と久保のキャリアを振り返っている。

 また、「22歳にしてリーガ・エスパニョーラで最高の選手の1人としての地位を確立し、今シーズンは16試合で6ゴール3アシストを記録している。バルセロナのシャビ監督は『彼は、ボールを持っているときも、いないときも、ワールドクラスの選手だ』と絶賛している」と他クラブ指揮官による、プレーを称えるコメントなども紹介。

 さらに同メディアは「右サイドのレギュラーであり、ボールを拾って運ぶことができるクボは、ライン間の“毒”になる素質を持っている」とアタッカーとしての資質に高い評価を送った。また、トピックには他にも「ルイス・エンリケは警告を発している」と綴られており、すでに対戦クラブが久保を強く意識していることも付け加えている。

 世界トップクラスの実力者が居並ぶPSGにとっても、やはり現在の久保の存在は大きな脅威であることは間違いないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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