鳥栖が金明輝監督の退任を発表…「11年間本当にありがとうございました」

2021年12月20日(月)14時18分 サッカーキング

鳥栖を退任する金明輝監督 [写真]=Getty Images

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 サガン鳥栖は20日、金明輝(キム・ミョンヒ)監督が退任することを発表した。クラブ公式サイトで伝えている。

 現在40歳の金氏は2011年に鳥栖で現役生活を終えると、翌シーズンより同クラブのアカデミースタッフ(スクールコーチ)に就任。その後はアカデミーチームの監督を歴任し、2018年10月にトップチームの監督に就任した。今シーズンは終盤までAFCチャンピオンズリーグ出場権を争い、明治安田生命J1リーグで7位という成績だった。

 今回の発表に際し、金氏は以下のようなコメントを伝えた。(一部抜粋)

「私、金明輝は、今シーズンをもってサガン鳥栖を離れる決断をいたしました。まずは改めて11年間、サガン鳥栖という素晴らしいクラブで働けたことに感謝します。たくさんの思い出がありすぎて何から伝えていいのかわかりません。私の指導者人生はサガン鳥栖に育てられ、サガン鳥栖に全てを捧げてきました」

「トップチームの監督になった2018年10月から今までたくさんの選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、そして日本一のファン・サポーターに支えられ、戦ってこれました。凄まじい残留争いをした時、試合当日を迎えるのが怖かったことを今も鮮明に覚えています。

「最高の選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、ファン・サポーターと共に戦えたことを嬉しく思うと同時に誇らしく思います。サガン鳥栖無くして今の私はありません」

「今後のサガン鳥栖の繁栄を心より願っております。11年間本当にありがとうございました。最後にどんな時も僕を支え、辛い時も共に乗り越えてくれた家族、両親に改めて感謝したいと思います」

 なお、鳥栖の福岡淳二郎代表取締役も併せてコメントを発表。「本人からの申し出もあり、お互いに協議した結果、退任という形となりました。クラブとしては、来季もJ1で戦い抜くためのチーム編成を考慮したうえで、不本意ではありますが判断をいたしました」と今回の決定について明かしている。

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