ナポリが敵地でミランとの上位決戦を制す!…エルマス弾を守り切り2位へ浮上

2021年12月20日(月)7時56分 サッカーキング

ミランに敵地で勝利したナポリ [写真]=Getty Images

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 セリエA第18節が19日に行われ、ミランとナポリが対戦した。

 今季のセリエAで好スタートを切っていた両チーム。現在はインテルに首位を譲っているものの、ミランが2位、ナポリが4位に位置してタイトル争いに絡んでいる。ホームのミランは最前線にズラタン・イブラヒモヴィッチを先発起用し、負傷者の多いナポリはアンドレ・ペターニャらを起用して上位対決に臨んだ。

 試合は開始早々の5分に動く。ナポリはピオトル・ジエリンスキが右からCKを蹴ると、ニアサイドで空中戦に競り勝ったのはエリフ・エルマス。GKマイク・メニャンの守るゴールを破り、アウェイのナポリが幸先よくリードを奪った。

 反撃したいミランは18分、左サイドのフォデ・バロ・トゥーレのクロスにイブラヒモヴィッチが頭で合わせるも、これはわずかに枠を捕らえられず。34分には、セットプレーの流れからアレッサンドロ・フロレンツィが強烈なボレーシュートを放つも、これもゴールとはならない。ゲームはこのままナポリのリードで後半へ進む。

 後半もチャンスを作るミランは49分、イブラヒモヴィッチが今度は左足のシュートでゴールに迫るも、ここはGKダビド・オスピナが好セーブを見せる。63分にはオリヴィエ・ジルーを投入してイブラヒモヴィッチとのツインタワーを形成するも、その後はなかなかナポリの守備を崩せずにもどかしい展開が続く。

 しかし終了間際の90分、ミランについにビッグチャンスが到来。クロスに対しジルーが競り合うと、混戦のこぼれ球を最後はフランク・ケシエが右足でゴールへ蹴り込む。劇的ゴールに歓喜したミラン陣営だったが、レフェリーはその後VARの判定の末にオフサイドを宣告。同点ゴールは取り消しとなった。

 試合はこのまま終了。敵地で辛うじてミランから逃げ切ったナポリは、直接対決で勝ち点3を掴んでリーグ2位の座を手にした。

 次節は22日、ミランはアウェイでエンポリと、ナポリはホームでスペツィアと対戦する。

【スコア】
ミラン 0−1 ナポリ

【得点者】
0−1 5分 エリフ・エルマス(ナポリ)

サッカーキング

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