STVVシュミットが不満「ドイツ・スペインに金星も…」W杯出場なしも言及
2022年12月21日（水）8時9分 FOOTBALL TRIBE
森保一監督率いる日本代表は、カタールW杯で優勝候補のドイツ代表やスペイン代表相手に金星。サプライズを巻き起こしたが、シント=トロイデンVV（STVV）所属のGKシュミット・ダニエル（30）は、カタールW杯での結果に満足していないようだ。20日、ベルギーメディア『WALFOOT』が伝えている。
日本代表はカタールW杯開幕前の強化試合・カナダ戦で敗れたものの、ドイツ戦で2-1と逆転勝利。コスタリカ戦で0-1と敗れたものの、スペイン戦では後半キックオフからわずか6分間で2ゴールを奪うと、逃げ切りに成功。グループE首位で決勝トーナメントへ駒を進めたが、クロアチア戦ではPK戦の末に敗れていた。
またカナダ戦からクロアチア戦までの5試合では、清水エスパルス所属GK権田修一（33）がフル出場。シュミット・ダニエルや川島永嗣に出番はなかった。
シュミット・ダニエルはベルギーメディアのインタビューに応じた際、カタールW杯の結果に対する感想を問われると「ワールドカップ開幕前にも言っていましたけど、僕たちはベスト8を目指していました。ドイツ代表やスペイン代表に勝ったとはいえ、今大会の結果（ベスト16）には満足していないですね」と、日本サッカー協会が当初掲げていた目標を達成できなかったことに言及している。
カタールW杯のピッチに立てなかったことについては「ワールドカップで出番はありませんでしたけど、森保一監督から呼ばれた場合に備えて100％の集中力を維持していましたよ。権田修一さんが正守護神の役割を担っていましたけど、僕と川島永嗣さんの間では2番手、3番手という役割は明確でなかったですね」と振り返っている。
なおSTVVはカタールW杯開催による中断期間をへて、21日にクラブ・ブルッヘとの国内カップ戦に挑む。STVVで正守護神を務めるシュミット・ダニエルがカタールW杯後の初戦で好パフォーマンスを発揮するか注目が集まる。
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