“師弟対決”に臨むランパード監督「モウリーニョのクローンにはならない」
2019年12月21日(土)7時57分 サッカーキング
勝ち点29で4位のチェルシーは、22日に行われるプレミアリーグ第18節で、勝ち点3差の5位トッテナムとのアウェイゲームに臨む。
ランパード監督は、現役時代の恩師モウリーニョ監督について「彼はいくつものいい特質を持ったいい監督だった」と称賛したが、「だけど、私は誰かのクローンになる気はない」と恩師の真似をする気はないと話した。
そして「ジョゼとの対戦は嬉しいよ。昨年もダービーを指揮していたときに(当時モウリーニョ監督が率いていた)マンチェスター・Uと対戦したが、私にとっては大きなことだった。常に彼へのリスペクトは忘れないだろう」とコメント。
“師弟対決”に注目が集まるが、「それよりも、これがチェルシーとトッテナムの対戦であり、そのライバル関係が意味すること、そしてこの試合が選手たちや私たちにとって意味することのほうが大事だ。それこそがフットボールの美しさだからね」と “ロンドン・ダービー”での勝利が重要だと語った。
ランパード監督は現役時代にチェルシーでジョゼ・モウリーニョ監督のもと、2度のプレミアリーグ制覇などを経験した。引退後の2018年5月から2部のダービーで指揮を執り、同年9月のカラバオ・カップではモウリーニョ監督率いるマンチェスター・Uと対戦。初の“師弟対決”は、ダービーがPK戦の末に制して、ランパード監督に軍配が上がっていた。
今夏から古巣チェルシーに復帰したランパード監督と、宿敵トッテナムの指揮官に就任したモウリーニョ監督。2度目の師弟対決となる“ロンドン・ダービー”に注目が集まる。