札幌DF進藤亮佑、C大阪への移籍が決定「9年間お世話になりました」

2020年12月21日(月)12時36分 サッカーキング

C大阪への移籍が決定した進藤亮佑(写真は今年9月のもの) [写真]=Noriko NAGANO

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 北海道コンサドーレ札幌に所属するDF進藤亮佑がセレッソ大阪へ完全移籍することが決定した。21日、両クラブが発表している。

 現在24歳の進藤は北海道コンサドーレ札幌U−18から2015年にトップチームデビューを果たした。今季は明治安田生命J1リーグで21試合に出場。キャリア通算では、J1で96試合出場で10得点、J2で23試合出場、J3で14試合出場で2得点、カップ戦19試合出場で1得点、天皇杯で4試合出場で1得点を記録している。

 移籍が決まった進藤は札幌の公式サイト上で以下のようにコメントを発表している。

「2020年シーズンをもってコンサドーレから離れる決断をしました。ユースから数えると9年間お世話になりました。すべてのコンサドーレファミリーに感謝しています。僕とコンサドーレの出会いは15年ほど前に遡ります。2−1で勝っていた89分から3点取られて敗れた試合を皆さんと同じ1人のサポーターとして観ていました。初めて札幌ドームに来たサッカー少年にとってはとてもショッキングな出来事でした。それでもコンサドーレにはどこか応援したくなる魅力がありました。そんなチームでプロサッカー選手として6年間もプレーできたことは何より嬉しいことです」

「応援しているチームの選手が移籍するときのサポーターの気持ちはわかるつもりです。コンサドーレサポーターにとって今回の僕の移籍は冷酷で薄情なものだと思います。僕はコンサドーレにタイトルももたらしていないですし、コンサの選手として国際Aマッチに出場するという目標もあと少しのところで達成できませんでした。しかしサッカー選手に忘れ物を取りに行く時間はないと思っています。これからのサッカー人生でもっと素晴らしい経験ができるよう、前に進むしかありません」

「コンサドーレサポーターは僕にとって特別な存在です。2016年アウェーの千葉戦はサポーターが勝たせてくれた試合です。2019年ルヴァンカップ決勝で聞いた心臓に突き刺さるようなみなさんの『行け札幌』。忘れることはできません。最後になりますがもっと大きくなって北海道に夢を与えられるように頑張ります。ヨモさん、また一緒に仕事しましょう。ミシャ、サッカー人生を変えてくれてありがとうございます。社長、最後にかけてくれた一言、忘れません」

 そして、加入するC大阪の公式サイト上では以下のようにコメントしている。

「セレッソ大阪に加入することになりました、進藤亮佑です。プレーで皆さんの心をつかみたいと思っています。応援してもらえるように頑張ります!」

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