FIA IDC:FIA表彰式にドリフト王者の川畑真人が出席。カテゴリー初の受賞者に

2017年12月22日(金)15時26分 AUTOSPORT web

 世界遺産にも指定されているフランス・ベルサイユ宮殿で12月8日深夜から行われたFIA国際自動車連盟の2017年表彰授与式(FIA PRIZE GIVING 2017)に今季初開催されたドリフト競技『FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ』の初代チャンピオン、川畑真人(TOYO TIRES GLION TRUST RACING)が出席し表彰を受けた。


 2017年にFIA正式カテゴリーとしてスタートしたFIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ(FIA IDC)は今年度よりF1、WEC世界耐久選手権、WRC世界ラリー選手権など、世界を代表するさまざまなモータースポーツの表彰が行われる式典の表彰対象カテゴリーに組み込まれた。


 その記念すべき第1回目の表彰授与者となった川畑は、9月30日〜10月1日に東京・お台場で初開催されたFIA IDCで世界14カ国から集結した、全24名のドリフトドライバーの頂点に立っている。


 今回、急遽IDCを表彰したFIAは、「世界的にも普及し易いこのドリフト競技をプロクラスからアマチュアクラスまで幅広く造成し、これをきっかけに未来のモータースポーツ選手やカテゴリーのファンを生み出したい」と考えている。


 川畑も出席した表彰会場には700人を超える世界中のモータースポーツ関係者が集い、宮殿内での晩餐会、表彰授与式が日をまたいで行われた。なお、同日にはFIA IDC第1回東京大会にも来場し競技を視察したFIA会長のジャン・トッド氏が第3期目の会長に就任した。


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