旗手を元同僚ジョー・ハート氏が評価「当たり外れがある」
2024年12月22日(日)13時30分 FOOTBALL TRIBE
スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは12月12日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・ザグレブ戦(0-0)で引き分けに終わった。この試合でセルティックに所属する日本代表MF旗手怜央は65分間プレーしたが、精彩を欠く場面が目立ち、今2024/25シ−ズンの中でも低調なパフォーマンスの1つだったと評価されている。
セルティックが中盤の選手層に悩む中で旗手の起用法を巡る議論が地元メディアで活発に続いている中、元セルティックGKで旗手ともプレー経験のあるジョー・ハート氏は、CLのザグレブ戦後に旗手についてコメントし、話題になっている。
「彼のプレーには当たり外れがあるが、それは批判ではない。なぜなら、旗手の背後にMFパウロ・ベルナルドやMFカラム・マグレガーがいるからだ」「旗手は守備に戻ることをあまり考えなくてもいい。彼は挑戦的なプレーをする選手で、それが上手くいかないこともあるが、上手くいけばディフェンスを切り裂く」「守備に引く必要が少ない分、挑戦的なプレーを選ぶことができる」
ハート氏は旗手が中盤で果敢なプレーを見せる点を強調しつつも、安定性の欠如が今後の課題になるとの見方を示した。
旗手はこれまで、12月4日に行われたアバディーンとのリーグ戦での決勝点や、11月5日に行われたCLでのRBライプツィヒ戦(3-1)での印象的なパフォーマンスを見せる一方で、安定感を欠いているとの評価を受けてきた。毎試合ブレンダン・ロジャーズ監督が中盤の布陣をどう組むかが注目されている。キャプテンのマグレガーと好調のベルナルドに加え、旗手かMFアルネ・エンゲルスのどちらを起用するかが議論の焦点となっているようだ。