神戸・小田裕太郎の獲得示唆?ハーツ監督「Jリーグやアジア市場は…」

2022年12月23日(金)6時39分 FOOTBALL TRIBE

小田裕太郎 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属のFW小田裕太郎(21)は、スコットランド1部ハーツ移籍の可能性が取りざたされている。そんな中、ハーツのロビー・ニールソン監督が同選手の獲得報道に言及。Jリーグをはじめアジアの移籍市場に興味があることを認めた。22日、英メディア『フットボール・スコットランド』が伝えている。


 同選手の去就については、英紙『エジンバラ・イブニングニュース』電子版が今月19日にハーツ移籍間近と報道。「小田裕太郎は、古橋亨梧をはじめセルティックで成功を収めている日本人選手の姿を見て、スコットランドでプレーする可能性に興味を抱いた」と、同選手がスコットランド1部リーグ挑戦を決断した理由を綴っている。


 一方、『フットボール・スコットランド』はハーツが選手サイド、ヴィッセル神戸いずれとも合意に達していると伝えたものの「小田裕太郎の労働許可証発行をイギリス政府から承認されない可能性がある。この労働許可証の問題は、今後上訴委員会にかけられることになる」とリポート。場合によっては破談に終わる可能性があると主張していた。


 そんな中、ニールソン監督は22日の記者会見に出席。小田裕太郎の獲得報道について質問を受けると「我々は様々な市場に目を向けており、(獲得候補に)移籍金に見合う価値があるか調査している。トップレベルの選手を獲得するための資金がないため、我々が行けない国もある」


 「それにJリーグ、アジアをはじめ欧州以外の地域にいる選手が欧州移籍を望んでいると、我々は分かっている」とコメント。具体的な言及こそ避けたものの、欧州圏外から新戦力を獲得する可能性があることを示唆している。


 なおハーツには過去にガンバ大阪所属FW食野亮太郎(24)が在籍していたほか、昨年12月には北海道コンサドーレ札幌所属FW小柏剛(24)の獲得に失敗している。


 また『エジンバラ・イブニングニュース』など現地メディアは、ハーツが小田裕太郎の獲得に動いていることの理由として、セルティックの日本人選手獲得戦略の成功を挙げている。

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