ルーベンスの息子、エドゥアルド・バリチェロがWECデビュー。アストンマーティンでLMGT3参戦へ

2024年12月24日(火)10時1分 AUTOSPORT web

 元F1ドライバーのルーベンスを父に持つエドゥアルド・バリチェロが、2025年のWEC世界耐久選手権にデビューすることが決まった。彼は、レーシング・スピリット・オブ・レマンの3人目のドライバーとして参戦が発表されている。


 バリチェロは、すでに年間エントリーリストで発表されているバレンティン・ハッセ・クロットとデレク・デブールとともに、このスイス籍チームの10号車アストンマーティン・ヴァンテージAMR GT3をドライブする。


 23歳のバリチェロは近年、母国ブラジルのSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”で活躍。2024年は、ガブリエル・カサグランデ、元フェラーリF1ドライバーのフェリペ・マッサに次ぐ3位でドライバー選手権を終えた。


 彼はそれ以前には、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権で表彰台を獲得し、米国F2000ナショナル選手権でも優勝した経験を持つ。

ルーベンス・バリチェロとエドゥアルド・バリチェロ(2023年ストックカー・プロ・シリーズ)


 レーシング・スピリット・オブ・レマンは、ELMSヨーロピアン・ル・マン シリーズからWECのLMGT3クラスへとステップアップを果たすチームだ。彼らは事実上、シリーズから撤退したDステーション・レーシングにとって代わる形となり、ハート・オブ・レーシングチームと並ぶアストンマーティンのふたつ目のチームとなる。


 ラ・ロシュ・シュル・フォロンの拠点近くにあるレマン湖のフランス語名にちなんで名付けられたこのチームは、2024年のELMS・LMGT3クラスで、アストンマーティンのファクトリードライバーであるハッセ・ クロット、デブール、キャスパー・スティーブンソンを擁して、年間ランキング3位という成績を残している。

2024年のELMS・LMGT3クラスに参戦したレーシング・スピリット・オブ・レマンのアストンマーティン・バンテージAMR GT3


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