元英代表FWスタリッジに約340万円の支払い命令…愛犬発見の男性への賠償金
2021年12月25日(土)21時5分 サッカーキング
事の発端は2019年7月のこと。スタリッジはLA滞在中に空き巣被害に遭い、その際に愛犬のルッチくんが行方不明となった。スタリッジは3万ドルの懸賞金を提示し、ルッチくんの捜索をSNS上で呼びかける。すると、LAでラッパーとして活動するフォスター・ワシントン氏がルッチくんを発見。スタリッジは愛犬との再会を果たしていた。
しかし、スタリッジはワシントン氏への報酬を支払っていなかった模様だ。ワシントン氏はこのことを不服として訴訟を起こし、裁判所がその主張を全面的に支持。裁判所はスタリッジに対し、3万ドルの損害賠償と85ドル(約9700円)の費用をワシントン氏に支払うよう命じた。
ワシントン氏は『PA通信』に対し、「(スタリッジには)失望させられた。彼がお金を支払い、上訴しないことを願っている。判決にはワクワクしているんだ。1年以上もこの裁判を戦ってきたから、終わるなんて信じられない。犬を見つけたとき、私の人生はもっと良くなると思った」などと語ったようだ。
現在32歳のスタリッジはマンチェスター・Cやチェルシー、リヴァプールなどでプレーし、イングランド代表では26キャップを数えている。しかし、2020年3月に賭博違反で4カ月の活動禁止処分を言い渡されて以降は、1年半以上に渡って無所属が続いた。同選手は今年10月からパース・グローリーに所属している。