激闘の選手権開幕戦は成立学園が制す! 津工は後半怒涛の追い上げも反撃及ばず

2022年12月28日(水)16時37分 サッカーキング

開幕戦で成立学園と津工が激突 [写真]=金田慎平

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 第101回全国高校サッカー選手権大会・1回戦が28日に行われ、成立学園(東京B)と津工(三重)が対戦した。

 “冬の風物詩”として知られる全国高校サッカー選手権大会が今年も開幕する。昨年に引き続き国立競技場での開催となった今大会の開幕戦では、17大会ぶり3回目の出場となる成立学園と、15大会ぶり同じく3度目の出場となる津工が対戦した。

 試合は序盤から両チームともに相手守備陣を崩し切ることができず、決定的なチャンスに恵まれないまま時間が経過。徐々に前半も終盤に近づく中、成立学園が試合を動かす。35分、左サイドを抜け出した瀧川穣のクロスボールから武田悠吾がシュート。この一撃はGKに弾かれたものの、こぼれ球を陣田成琉が押し込み、成立学園が先手を取った。

 40分には再び成立学園。右コーナーキックから佐藤由空がヘディングシュートを叩き込み、2点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入っても成立学園の勢いは止まらない。44分、ペナルティエリア左でボールを受けた橫地亮太がボックス左に繋ぐと、渡辺弦が狙い澄ました一撃をゴールネットに沈める。後半の立ち上がりに成立学園が大きな3点目を記録した。

 苦しい状況に立たされた津工だったが、61分に反撃へ。山副朱生が右サイドを突破してクロスボールを送ると、庄司壮晴がニアサイドでが反応。最後は増山万太が押し込む。シュートはゴールカバーに入っていた選手にクリアされたものの、ボールはゴールラインを超えており、津工が1点を返した。

 さらに73分、ゴール前での細かいパスワークから庄司がペナルティエリアに侵入。シュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球を拾った庄司は体制を立て直してクロスボールを送る。ファーサイドでフリーになっていたのは鳴川幸輝。途中出場の鳴川がヘディングシュートを沈め、津工がさらに1点を返した。

 その後は成立学園、津工ともに反撃に出たものの、これ以上のゴールは生まれず、試合はこのままタイムアップを迎えた。2回戦進出を決めた成立学園は、31日に浦和駒場スタジアムにて日本文理(新潟)と立正大淞南(島根)の勝者と対戦する。

【スコア】
成立学園 3−2 津工

【得点者】
1−0 35分 陣田成琉(成立学園)
2−0 40分 佐藤由空(成立学園)
3−0 44分 渡辺弦(成立学園)
3−1 61分 増山万太(津工)
3−2 73分 鳴川幸輝(津工)


【ゴール動画】成立学園が津工との激闘を制す

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