広島の“守備の要”荒木隼人、GK川浪吾郎とともに来季の契約更新が発表
2023年12月28日(木)12時20分 サッカーキング
荒木は1996年8月7日生まれの現在27歳。サンフレッチェ広島ユース出身で、関西大学を経て2019年に広島へ入団した。ルーキーイヤーは序盤戦こそメンバーから外れることも多かったが、徐々にセンターバックの一角として立ち位置を確立。最終的には明治安田生命J1リーグで24試合出場2得点を記録し、主力の一角として存在感を放った。その後は広島に欠かせない“守備の要”に君臨。2023シーズンは明治安田生命J1リーグ全34試合中32試合に出場して1ゴールを挙げただけでなく。JリーグYBCルヴァンカップでは4試合、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会では2試合のピッチに立っていた。
また、2019年11月には日本代表に初招集。同シリーズで出場機会は得られなかったものの、国内組でメンバーが構成されたEAFF E−1サッカー選手権2022では再び日本代表に名を連ね、1試合に出場した。
川浪は1991年4月30日生まれの現在32歳。柏レイソルの育成組織出身で、U−18を経て2010年にトップチームへ昇格した。2011年6月に期限付き移籍したFC岐阜でプロデビューを果たすも、柏では正守護神の座を射止めることができず、2013年に徳島ヴォルティスへ期限付き移籍。翌年に完全移籍へと移行した。その後はアルビレックス新潟、ベガルタ仙台を経て、2021年に広島へ完全移籍加入。2023シーズンは明治安田生命J1リーグでの出場機会はなかったが、JリーグYBCルヴァンカップの3試合でゴールマウスを守った。
2023シーズン、広島は明治安田生命J1リーグで17勝7分10敗という成績を残し、勝ち点「58」を獲得して3位でシーズンを終えていた。