G大阪、清水からMF岸本武流が完全移籍加入「全身全霊で戦います」

2023年12月28日(木)14時16分 サッカーキング

清水エスパルスでは2年間プレーした岸本武流 [写真]=小林渓太

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 ガンバ大阪は28日、清水エスパルスよりMF岸本武流が完全移籍にて加入することを発表した。

 岸本は1997年7月16日生まれの現在26歳。セレッソ大阪のU−18を経て、2016年にトップチームへ昇格した。C大阪のトップチームでは出場機会を確保できず、2018年は水戸ホーリーホックへ、2019年は徳島ヴォルティスへ育成型期限付き移籍。シーズン途中の2019年8月には完全移籍で徳島へ加入した。徳島では期限付き移籍中だった日々も含めると、3シーズンにわたって主力として活躍。2022年より清水へ完全移籍加入した。

 清水での加入初年度は明治安田生命J1リーグで10試合に出場。2年目の2023シーズンは途中出場も多かったが、明治安田生命J2リーグで32試合出場にして3得点を挙げた。JリーグYBCルヴァンカップでは4試合出場1得点、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会では1試合出場、J1昇格プレーオフでは2試合出場を記録している。

 完全移籍に際し、岸本は清水を通してコメントを発表。清水で過ごした2年間の悔しさを振り返りつつも、ファン・サポーターへ感謝の言葉を綴った。

「清水エスパルスのファン、サポーターの皆さん、そしてパートナー企業の皆さま、2年間本当にお世話になりました。この2年間たくさんの熱い応援を頂いたにも関わらず満足のいく結果をファン、サポーターの皆様に与えてあげられなかった事を本当に悔しく思います」

「ただこのチームでプレーできた事、そして僕の誕生日の日に満員のオレンジに染まった国立でプレーできた事を誇りに思います。僕自身これからも変わらず常に全力でアグレッシブに戦っていきます。本当にありがとうございました」

 また、新天地となるG大阪のクラブ公式HPでは「ガンバ大阪でプレーできる事に感謝して、全身全霊で戦います」と意気込んでいる。

 G大阪は2023シーズンの明治安田生命J1リーグで、9勝7分18敗という成績を残し、勝ち点「34」を獲得。残留争いに巻き込まれる時期もありながら、最終的には16位でシーズンを終えた。一方、清水は明治安田生命J2リーグで昇格を争いながら、最終的には20勝14分8敗の勝ち点「74」で4位フィニッシュ。J1昇格プレーオフ・決勝で東京ヴェルディに行く手を阻まれ、来季もJ2リーグの舞台に身を置くことが決まっていた。

サッカーキング

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