2億5000万円の高額馬ダノンレガーロ。「秘めているものは、いい」

12月28日(土)7時20分 Sportiva

厳選!2歳馬情報局(2019年版)
第32回:ダノンレガーロ

 2019年がまもなく終わりを迎える。そして、年が明けると、3歳クラシックへの戦いは俄然熱を増していく。

 無論、すでに重賞を勝っている馬やGIで好走している馬たちが有力候補となっていくが、これからデビューする馬たちの中にも、まだ逸材はいる。

 その1頭と言えるのが、 栗東トレセンの中内田充正厩舎に所属するダノンレガーロ(牡2歳/父ディープインパクト)である。


年明けにデビュー予定のダノンレガーロ

 同馬の母は、キングスローズ。ニュージーランドのGI 1000ギニー(ニュージーランド・芝1600m)を制している、南半球の名牝だ。

 GIタイトルはそのひとつだが、他にもニュージーランドとオーストラリアのGI戦線で奮闘。2着2回、3着2回という結果を残している。さらに、GIIを4勝、GIIIを1勝という輝かしい実績がある。

 引退後は、日本で繁殖生活をスタート。早速、初子のサトノアーサーが活躍した。

 サトノアーサーは、3歳クラシックでは振るわなかったものの、前哨戦となるGIIIきさらぎ賞(2着。京都・芝1800m)、GIII毎日杯(2着。阪神・芝1800m)、GII神戸新聞杯(3着。阪神・芝2400m)などで好走。古馬になってからも、オープン、重賞戦線で健闘を繰り返し、4歳春のGIIIエプソムC(東京・芝1800m)で待望の重賞初制覇を決めた。

 そうした母や兄の活躍と、その血統背景から、早くから注目を集めていたダノンレガーロ。昨年夏の競走馬のセリ市「セレクトセール」では、1歳馬のミッションで最高額となる2億5000万円で落札された。

 現在は、デビューに向けて中内田厩舎で調整を重ねているが、陣営の感触はどれほどのものなのか。関西競馬専門紙のトラックマンがその様子を伝える。

「ダノンレガーロは、まだ軽めの調教をしている段階ですが、あるスタッフは『まずまず動いている』とコメント。『秘めている能力は、いいものがありそう』と話していますね。早くからガンガン勝ち上がっていくタイプではないかもしれませんが、光るものは持っていそうです」

 陣営の評価からすると、長い目で見ていくタイプのようだ。その点について、先のトラックマンがこんな情報を付け加える。

「ダノンレガーロは、まだ気性面が幼く、スタッフによれば『気難しいところがある』とのこと。私がトレセンで見たときも、しきりに首を振っていましたね。また、馬体についても『完成には時間がかかる』とのジャッジで、デビュー後もあまり使い込みたくないようです。その分、デビュー戦で白星を挙げたあとも『じっくり育てていくのが理想』とのことです」

 デビュー戦は1月11日の3歳新馬(京都・芝1600m)。川田将雅騎手が鞍上を務める予定だ。

 世代トップクラスの高額馬ダノンレガーロ。デビュー戦はもちろんのこと、その後の活躍も大いに期待したい存在だ。

Sportiva

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