名古屋MF児玉駿斗、徳島ヴォルティスへの完全移籍を発表「大学一年の終わりに…」

2021年12月29日(水)17時14分 サッカーキング

名古屋グランパスは29日、MF児玉駿斗が徳島ヴォルティスへ完全移籍することを発表 [写真]=J.LEAGU

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 名古屋グランパスは29日、MF児玉駿斗がSC相模原への育成型期限付き移籍期間満了にともない、2022シーズンより徳島ヴォルティスへ完全移籍することが決定したと発表した。

 現在23歳の児玉駿斗は東海学園大学在学中の2018シーズンに名古屋グランパス加入が内定し、特別指定選手として登録。同シーズンの風間八宏氏が率いるチームで公式戦9試合に出場した。なかでも、圧巻だったのはYBCルヴァンカップ・グループC第6節ガンバ大阪戦。同試合で初先発を飾った児玉は創造性の溢れるプレーを見せると、前半41分に“ビューティフルゴール”を決めて4−1の勝利に大きく貢献した。

 今シーズンはマッシモ・フィッカデンティ氏の下で出場機会が得られずにいると、9月に育成型期限付き移籍でSC相模原へ加入。10月に行われた明治安田生命J2リーグ第32節水戸ホーリーホック戦では途中出場ながら2得点を挙げる活躍を見せている。

 児玉は名古屋グランパス退団に際し、クラブ公式サイトでファミリーへコメントを残している。
 
「このたび、徳島ヴォルティスへ完全移籍することになりました。サポーターの皆さま、地域の皆さま、スポンサーの皆さま、スタッフ・選手の皆さま、ありがとうございました。大学一年の終わりに、オファーをいただき、風間さんと出会い、よりサッカーを理解し、自分のやってきたことは、間違っていなかったと思うことが出来ました。特別指定としてゴールを決めたことも、思い出になっています。また、大学では全日本ユニバーシアード日本代表にも入ることができ、すごく良い経験が出来たのも、名古屋グランパスのおかげです。苦しい時期もありましたが、先輩にも救われ、サッカーも教えていただき、とても濃い時間を過ごす中で、人間的にも成長できたと思います。名古屋での経験は、プラスでしかありません。名古屋サポーターの皆さまの前で、ワクワクさせられるようなプレーをしたかったのは、事実ですが、また、どこかで、会えるのを楽しみにしています。引き続き、応援よろしくお願いします」

 また、児玉は徳島ヴォルティス加入に際し、クラブ公式サイトでファンへコメントを残している。

「このたび、徳島ヴォルティスへ完全移籍することになりました児玉駿斗です。徳島ヴォルティスという素晴らしいクラブでプレーできることを大変嬉しく思います。自分の価値を証明し、チームをいい方向に持っていけるように頑張ります! サポーターの皆様を楽しませられるように、自分も徳島ヴォルティスで楽しんでいきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

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