ハリルJに名を連ねる高校サッカー出身者。選手権経由でA代表入りの選手たち【編集部フォーカス】

12月30日(土)10時20分 フットボールチャンネル

南アフリカW杯で爆発。日本サッカー界の象徴

 全国高等学校サッカー選手権大会が30日に開幕する。同大会を経由して日本代表に選出された選手も少なくない。そこで今回、フットボールチャンネル編集部では2017年のハリルジャパン招集メンバーの中から、『選手権』出場経験のある10名をピックアップした。

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本田圭佑(ほんだ・けいすけ/星稜高校)
第81回、第82回、第83回大会出場

 1年から星稜高校で主力を張り、2年からは背番号10を背負った本田。3年時には大車輪の活躍を見せ、当時の同校史上最高成績となるベスト4進出を果たした。ガンバ大阪ユースに上がれなかったのは有名な話だが、高校サッカーで飛躍的な成長を遂げ、プロへの道を切り開いた。

 2010年南アフリカW杯での活躍を機に日本サッカーを象徴する選手となった。ハリルジャパンでの立場は絶対的なものではなくなったが、巻き返しの機会を虎視眈々と狙っているはずだ。

日本屈指のストライカー。プレミア制覇も経験

岡崎慎司(おかざき・しんじ/滝川第二高校)
第81回、第82回、第83回大会出場

 1、2年時に大会ベスト4に進出するなど早くから高校サッカー界に名を轟かせた岡崎。主将として迎えた第83回大会は2回戦で本田圭佑のいる星稜高校と対戦した。大会屈指の注目カードで岡崎も得点を決めたが、3-4で敗れた。

 プロ入り後は壁にぶつかったが、不断の努力で日本屈指のストライカーに成長。2度のW杯出場を経て、レスターの一員としてプレミアリーグ制覇を果たしている。

高校時代は中盤の底。ハリルJ不動の左SB

長友佑都(ながとも・ゆうと/東福岡高校)
第83回大会出場

 3年時に主力として出場。ポジションは現在のサイドバックではなく、中盤の底だった。2回戦で、大会準優勝を果たすことになる市立船橋高校にPK戦の末に敗退した。

 その後、長友は明治大学に進学。在学中の2008年にFC東京とプロ契約を結び、瞬く間にリーグ屈指のSBへと成長した。日本代表として2010年南アフリカ大会、2014年ブラジル大会と2度のW杯に出場し、ハリルジャパンでも欠かせぬ存在だ。

セクシーフットボールの申し子

乾貴士(いぬい・たかし/野洲高校)
第84回、第85回大会出場

 野洲高校が選手権初制覇を成し遂げた時のメンバーで、当時は2年生だった。類まれなテクニックと創造性溢れるプレーで観る者を魅了。セクシーフットボールの異名を持つ同校サッカー部を象徴する選手の一人だ。

 現在はスペインのエイバルに所属し、守備面において著しい成長を遂げている。ハリルジャパンでは主に左ウイングを担当。遊び心に満ちたそのパフォーマンスでチームのアクセントとなっている。

ハンパない点取り屋

大迫勇也(おおさこ・ゆうや/鹿児島城西高校)
第87回大会出場

 3年時に大会屈指のストライカーとして出場。前評判どおりの活躍を披露し、対戦相手の選手から『ハンパない』と驚愕された。チームは準優勝に終わったが、大迫は最終的に10ゴールを挙げた。これは1大会最多得点記録として今も破られていない。

 鹿島アントラーズでプロとしての基礎を築き、ドイツでも着々と成長。現在は日本代表のセンターフォワードとしての地位を確立しており、ロシアW杯での活躍が期待される。

ハリルJの新星

長澤和輝(ながさわ・かずき/八千代高校)
第88回大会出場

 市立船橋高校、流通経済柏高校という千葉県の2強を抑え、3年時に選手権出場を果たした八千代高校。長澤はキャプテンを務め、ベスト16入り。

 その後進学した専修大学では数々のタイトルを獲得している。Jリーグを経由せずにドイツでプロとなり、現在は浦和レッズに所属。日本代表にも選出され、11月の欧州遠征では質の高いプレーを披露した。学生時代はアタッカー色の強い選手だったが、キャリアを重ねることで万能型へと変貌を遂げている。

高1から10番。世代最高の司令塔

柴崎岳(しばさき・がく/青森山田高校)
第87回、第88回、第89回大会出場

 青森山田中等部時代から名を馳せた天才は、高校1年から10番を背負うなど別格の存在感を放っていた。2年時にはチームを準優勝へと導き、大会後には早くも鹿島アントラーズへの入団が内定するなど他の選手の数歩先を進んだ。

 鹿島でも10番を背負うなどチームの中心としてタイトルを獲得。スペインで飛躍し、日本代表でも欠かせない戦力となることが求められる。

キックも武器。常勝軍団のCB

昌子源(しょうじ・げん/米子北高校)
第89回大会出場

 鹿島アントラーズ内定のCBとして臨んだ3年時の選手権。米子北は1回戦で技巧派集団・静岡学園と対戦した。試合には0−2で敗れたものの、昌子も見せ場を作っている。前半に約35mのFKを直接狙い、これは惜しくもポストをかすめたが、観衆を大いに沸かせた。

 先のE-1サッカー選手権・中国戦で超ロングシュートを決めた昌子だが、パワーと精度を備えたキックは高校時代からすでに定評があった。

引き出しの多い攻撃的SB

車屋紳太郎(くるまや・しんたろう/大津高校)
第87回、第89回大会出場

 1年時から選手権のメンバーに入った車屋。同大会には県予選で敗退した2年時以外、2回出場している。中盤の選手だったが、筑波大学では最終ラインで活躍した。

 川崎フロンターレでは攻撃的SBとして1年目から主力としてプレーしている。単独での突破や、パスワークからの前進など攻撃の引き出しが多い。このポジションの選手としては、今やJリーグ最高峰と言えるだろう。

アーセナルも認めたスピードスター

浅野拓磨(あさの・たくま/四日市中央工業高校)
第89回、第90回、第91回大会出場

 スピード豊かなアタッカーは名門・四日市中央工業高校で3年連続の選手権出場を果たした。2年時には初戦から決勝まで毎試合ゴールを奪い、準優勝に大きく貢献した。サンフレッチェ広島でも持ち味を遺憾なく発揮し、ジャガーという愛称も定着した。

 強豪アーセナルに移籍し、現在はドイツで奮闘している。ロシアW杯出場を決めたアジア最終予選・オーストラリア戦では貴重な先制点を挙げ、ヒーローの一人となった。

フットボールチャンネル

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