C大阪にDF田中駿汰が完全移籍加入! 4年間を過ごした札幌に別れ「かけがえのない財産です」

2023年12月30日(土)17時1分 サッカーキング

札幌では4年間を過ごした田中駿汰 [写真]=清原茂樹

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 セレッソ大阪は30日、北海道コンサドーレ札幌よりDF田中駿汰が完全移籍にて加入することを発表した。

 田中は1997年5月26日生まれの現在26歳。ガンバ大阪U−15、履正社高校、大阪体育大学を経て、2020年に札幌へ入団した。ルーキーイヤーから主力の一角に君臨し、明治安田生命J1リーグでは31試合出場2得点を記録。翌シーズンからは背番号を「2」へ変更し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が率いる札幌で不動の地位を確立していた。最終ラインだけでなく中盤も高いレベルでこなし、これまでに札幌では計4シーズンプレー。明治安田生命J1リーグ通算で134試合出場8得点、JリーグYBCルヴァンカップで22試合出場3得点、天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会で3試合出場を記録している。

 また、各年代別の日本代表にも招集を受けており、2019年には東京オリンピック世代を中心にメンバーが構成されたEAFF E−1サッカー選手権大会で日本代表デビューも飾っていた。

 完全移籍に際し、田中は札幌を通してコメントを発表。札幌で過ごした4年間を振り返って悔しさに言及しながら、移籍を決めた要因の1つも明かし、クラブへ関わる全ての人々へ感謝の言葉を綴った。

「北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆様へ。リリースにあります通り、この度セレッソ大阪に移籍する事を決断しました。4年間本当にお世話になりました。右も左も分からない自分を優しく温かく受け入れてくれた事はとても嬉しく、コンサドーレに加入できて心から良かったと強く思いました」

「コンサドーレの勝利に貢献したい、いつでも熱く声援を送ってくれるサポーターの皆さんにもっと勝利を届けたい、その気持ちが毎試合の原動力でした。ですが、なかなか思うような結果が出せず目標にしていたリーグのタイトル争い、ACL出場、カップ戦のタイトル、本気で目指しましたが何ひとつ達成できず、期待に応えることができなくて何度も悔しい思いをさせてしまい本当に申し訳ないです。自分の力不足を感じます。それでも変わらず見捨てずにサポートしてくださるサポーターの皆さんには感謝しかありません」

「今回の決断は簡単には決める事ができず最後まで悩みに悩んで下した決断です。新しい環境に飛び込んで一から自分が試される厳しい環境に身を置く事が、自分の可能性をもっと広げるのではないかと思い移籍を決めました」

「こんな素晴らしいチームでプロのキャリアをスタートできた事は自分にとってのかけがえのない財産です。北海道コンサドーレ札幌に関わる全ての皆さん、4年間本当にありがとうございました」

 また、新天地となるC大阪を通しては意気込みをコメント。「この度、北海道コンサドーレ札幌から加入する事になりました田中駿汰です。強い覚悟を持ってセレッソ大阪に来ました。タイトルを取れるようチームの為に全てを懸けて戦います。よろしくお願いします」と言葉を記した。

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