ウェストハム復帰のモイーズ、初会見で強気発言連発「私は経験豊富な監督」

2019年12月31日(火)11時3分 サッカーキング

ウェストハムに復帰したモイーズ [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ウェストハムのデイヴィッド・モイーズ新監督が、就任後初の記者会見に臨んだ。30日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

 ウェストハムは28日、成績不振を理由にマヌエル・ペジェグリーニ前監督を解任し、2017年11月から2018年5月にかけてもチームを指揮したモイーズ氏を29日に再び招へい。2021年6月末までの1年半契約を結んだ。

 会見に臨んだモイーズ新監督は、「彼らはプレミアリーグの経験がとても豊富な監督を迎え入れた。プレミアリーグで私よりも勝率が高い監督は2〜3人だと思うよ。私は勝つ、それが私のすることだ。ウェストハムを勝利に導き、ボトム3(降格圏)から逃れるためにここにいる」と強気の発言。手腕に自信をのぞかせた。

 なお、『BBC』によると、モイーズ氏のプレミアリーグでの勝率は38.8%(204勝144分178敗)。300試合以上を指揮した監督の中では、65.2%のアレックス・ファーガソン氏(元マンチェスター・U)、62.3%のジョゼ・モウリーニョ氏(現トッテナム)、57.5%のアーセン・ヴェンゲル氏(元アーセナル)、49.4%のラファエル・ベニテス氏(現大連一方)に次ぐ5位の成績となっている。

 また、同監督はウェストハム復帰についても言及。前回の指揮時は契約満了でクラブを去ることになったが、今回こそは長期政権を築けると確信しているようだ。

「(復帰は)とても簡単な決断だった。オーナーから戻ってくるように言われたとき、私は『待ちきれない』と答えたよ。未来や過去については話していない。チームの現状について話したんだ」

「今回、彼らには契約延長以外のチャンスを与えないつもりだ。契約には延長条項が含まれている。条項が発動されない、なんてことが起こりえないようにしてみせるさ。それをすぐに確かめられるかどうかは、選手たちの働きにかかっている」

 モイーズ新監督の初陣は、1月1日に行われるプレミアリーグ第21節ボーンマス戦となる予定。ウェストハムはプレミアリーグ第20節終了時点で5勝4分10敗の現在17位(※第18節リヴァプール戦は未消化)と低迷しており、新監督には残留争いからの脱出が求められる。

サッカーキング

「会見」をもっと詳しく

「会見」のニュース

「会見」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ