神戸弘陵学園が選手権3回戦へ! 2年連続8強入りの前橋育英は無念の2回戦敗退

2023年12月31日(日)15時46分 サッカーキング

神戸弘陵学園が3回戦進出 [写真]=兼子愼一郎

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 第102回全国高校サッカー選手権大会・2回戦が31日に行われ、神戸弘陵学園(兵庫)と前橋育英(群馬)が対戦した。

 3大会ぶり12回目の出場を果たした神戸弘陵学園と、3大会連続26回目の選手権に臨む前橋育英の一戦。今大会、神戸弘陵学園は29日に開催された1回戦で仙台育英(宮城)を4−0で破った。一方の前橋育英は立正大淞南(島根)を3−1で撃破。前橋育英は一昨年、昨年の選手権ではともに準々決勝まで駒を進めており、今大会では過去2年超えられなかった壁を破りたい。

 試合は20分、神戸弘陵学園が敵陣左サイド高い位置でフリーキックを獲得。阪上聖恩が右足でファーサイドめがけたインスイングのボールを蹴り込むと、前橋育英のGK雨野颯真が飛び出してパンチング。このボールが小さくなり、ペナルティエリア内にこぼれると、狙っていた馬場悠平がダイレクトで中央へ折り返す。最後は藤本達真がニアサイドに飛び込んでヘディングシュートを沈め、神戸弘陵学園が先手を取った。

 その後は両チームともにチャンスの数を増やしながらも、ゴールネットを揺らすまでには至らない。前半の終盤には神戸弘陵学園のカウンターから、圧巻のスピードで相手2人を置き去りにし、自らペナルティエリアまで持ち運んだ北藤朔がチャンスを迎えるも、決死の戻りを見せた山田佳に阻まれて振り抜くことはできず。前半はこのまま神戸弘陵学園の1点リードで終了した。

 後半に入ると52分、神戸弘陵学園の佐波昂大のプレスが前橋育英の最終ラインのミスを誘発。ボールを拾った大井孝輔がすかさず横へ繋ぐと、待っていた馬場悠平が右足でコントロールショットを叩き込む。馬場の2試合連続ゴールで、神戸弘陵学園が勝利手繰り寄せる追加点を記録した。

 終盤に入った75分には前橋育英がペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。伝統の背番号「14」をつける篠﨑遥斗が右足で狙ったが、シュートはわずかにゴール右へと外れた。

 試合はこのままタイムアップ。前後半ともに1点ずつを記録した神戸弘陵学園が、前橋育英を2−0で下した。勝利した神戸弘陵学園は2024年1月2日、『等々力陸上競技場』にて行われる3回戦で神村学園(鹿児島)と対戦する。

【スコア】
神戸弘陵学園 2−0 前橋育英

【得点者】
1−0 20分 藤本達真(神戸弘陵学園)
2−0 52分 馬場悠平(神戸弘陵学園)

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