入野自由&花江夏樹&大塚芳忠ら“声優”で観るDisney+作品
2021年1月3日(日)10時0分 シネマカフェ
●入野自由、主人公の繊細な心情を演じる『クラウズ〜雲の彼方へ〜』
音楽の才能に恵まれながらも、ガンを患い、余命6か月を宣告された17歳のアーティスト、ザック・ソビアックの実話を、母親の回想録「Fly a Little Higher」(原題)を基に映画化。死と向き合いながら、愛する人たちに伝えたい思いを込めた楽曲「Clouds」は、当時、iTunesでダウンロード数1位となり、日本でも話題に。
新進気鋭のフィン・アーガスが演じたザックの吹き替えを担当したのが、人気声優の入野自由。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「ちはやふる」、「おそ松さん」、『言の葉の庭』といったアニメ作品のみならず、舞台や歌手としても活躍中の入野さん。凛とした透明感のある高い美声が特徴の入野さんだが、本作ではザックの揺れ動く繊細な心情を、表現豊かな声色で演じている。
●花江夏樹と森川智之が親子役で共演『アルテミスと妖精の身代金』
これまでのディズニー作品にはなかった、全く新しい“ダーク・ヒーロー”が主人公。オーエン・コルファーの小説「アルテミス・ファウル」シリーズを、ケネス・ブラナーが映像化したファンタジー作品だ。
伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミスと、魔法やハイテクノロジーを駆使する妖精たちの戦いが描かれる。
主人公アルテミスの声を担当するのは、大人気「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や、「ダイヤのA」の小湊春市役などを務め、また「第14回 声優アワード」では主演男優賞も受賞した花江夏樹。12歳のアルテミスを演じるにあたり、「頭が良くて言葉遣いも知的だったり、どこか大人を下に見たような態度を見せることもあります。なので演じる上で、子供と大人の丁度狭間を上手く出せるように意識して演じました」と話しており、魅力的なハリのある少年ボイスがぴったりとマッチしている。
また父親役は、アダム・サンドラー、キアヌ・リーブス、トム・クルーズ、ユアン・マクレガーなどの吹き替えを多く担当し、「遊☆戯☆王」「クレヨンしんちゃん」などアニメ作品でも活躍する森川智之が担当している。
●ベテラン声優・大塚芳忠が贈る世界探求のドキュメンタリー「ジェフ・ゴールドブラムの世界探求」
日常で当たり前のものとして見過ごされがちな身近なものに潜む“現代の脅威”を、ジェフ・ゴールドブラムが遊び心にあふれた洞察力で科学や歴史をひも解いていく、ナショナル ジオグラフィックのドキュメンタリーシリーズ。
ジェフの吹き替えを務めるのは、『インデペンデンス・デイ』や『ジュラシック・パーク』シリーズでのジェフの吹き替えはもちろん、『ロード・オブ・ザ・リング』『イップ・マン』シリーズ、「亜人」佐藤役、バラエティ番組のナレーションなど、数々の作品に参加する大塚芳忠。
毎回設定されるテーマは、「スニーカー」や「アイスクリーム」、「コーヒー」、「化粧品」などといった身近なもの。エピソードは全12話で、1話あたり30分ほどと、手軽に楽しめるのも魅力的だ。
『クラウズ〜雲の彼方へ〜』『アルテミスと妖精の身代金』「ジェフ・ゴールドブラムの世界探求」はDisney+にて配信中。