【Jタウン動画大賞】胃袋を掴んだで賞・福岡県北九州市／人気YouTuberが舌鼓をうつ極上牡蠣
2018年1月4日（木）11時0分 Jタウンネット
2017年は、それぞれの地方が工夫を凝らした「ご当地動画」が熱い1年だった。しかし、毎月、多くの動画がアップロードされる中、大きな注目を集めるのはその一部で、このまま埋もれてしまうのはあまりにももったいない......。
そこで、2017年の間に公開されたご当地PR動画の数々を振り返り、「これぞ」と思う作品を改めて紹介。2018年の引っ越し先や旅行先選びに役立つかは分からないが、ユニークな動画を取り上げた「Jタウン動画大賞」を勝手に開催する。
思わずふるさと納税する人も？
福岡県北九州市の動画「自分たちで獲った牡蠣を思う存分食べつくす!!」（12月15日公開）は、釣りと料理動画で人気のYouTuber「釣りよかでしょう。」が主役の動画。魚介類好きで新鮮なものを食べ慣れている「釣りよか」メンバーが同地の名産でふるさと納税の返礼品でもある「豊前海一粒かき」についてPRするという内容だ。
約30分の動画で、「釣りよか」メンバーは養殖場での引き揚げ、選別、カラをきれいにする磨きと出荷作業すべてを体験。生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣ご飯にお鍋と数々の牡蠣料理が牡蠣好きのメンバーたちの舌をうならせた。普段食卓に並ぶ牡蠣がどのようにして出荷されるのかも学ぶことができ、美味しさの秘密も語られる。
YouTuberの強みを生かす形での自治体とのコラボは支持率も高く、公開から10日経った12月25日現在で視聴回数は50万回、いいね数は5000回近く、700件近いコメントもほとんどが好意的な内容で占められた。岡山県津山市と木下ゆうかさんのコラボ動画と同様のモンスター級のご当地動画になっている。
ふるさと納税の返礼品の宣伝は、公式ページ上で文字と画像を使ってのものがメインという中、こうして動画で美味しさをダイレクトに伝える試みは幅広い層に届きそうだ。
よってここに、「胃袋を掴んだで賞」を勝手に与えることにする。
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