マダガスカルのストリートチルドレンの透き通った歌声が感動を呼ぶ

1月5日(水)15時0分 カラパイア


 マダガスカルの首都、アンタナナリボのスラム街にいるストレートチルドレンは歌を歌い、通りすがりの人に投げ銭をもらうことで生計を立てている。
 彼らの美しい透き通った歌声は地元で人気となり、更にはYoutubeを通して世界中の人々の心に響き渡った。

Na Miolakolaka Ho Aiza Ianao by Zaza Kanto (formerly The Underground Boys of Tana)・暮らしを支える為、路上で歌うストリートチルドレン
 アフリカ大陸の南東海岸部から沖へ約400キロメートル離れた西インド洋にあるマダガスカルでは、未だ多くのストリートチルドレンたちがいる。
 人々の80%が1日2ドル未満で生計を立てている首都、アンタナナリボでは、子供たちがボロボロの服に裸足といういでたちで、路上での物売りや靴磨き、物乞いなどをする。
 市内で最も貧しい少年たち、8人グループ(当時11歳から16歳)は、その透き通った甘い歌声を通りで披露することでお金を稼ぐようになった。
 心に響くその歌声は多くの人の足を止め、「タナのアンダーグラウンドボーイズ(Underground Boys of Tana)」として知られることとなる。

Beautiful Polyphonic Song - Madagascar Street・その歌声が認められ
 タナのアンダーグラウンドボーイズの歌声はYoutubeで話題となり、世界中の人の耳に届いた。そして2018年、マダガスカルの米国大使館で働くジョン・ミラー氏とその同僚ニコール・バイエル氏にも届き、彼らは大使館の音楽イベントに出場することとなった。
 バイエル氏は、アメリカンミュージックアブロードと呼ばれる文化交流プログラムを通じて、彼らをマダガスカル出身のミュージシャン、フレド・オースティン氏に引き合わせた。
 オースティン氏は彼らの歌声を聞き、「彼らの才能は非常に稀である。彼らは音楽に対する愛を心から表現していた」と語った。
 彼らは将来プロのミュージシャンとしてデビューすることを夢見ているが、現実はそう甘くない。今も彼らの生活はあまり変わっていない。
 毎週日曜日、スラム街から治安のましな場所まで約1時間歩く。だが、有名になったおかげで1日約20ドル稼げるときもあるそうだ。

カラパイア

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