新成人は2年ぶり増加、丑年生まれ1,066万人…総務省

2021年1月5日(火)12時15分 リセマム

新成人人口および総人口に占める割合の推移

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総務省統計局は、2021年(令和3年)1月1日現在の「丑(うし)年生まれ」と「新成人」の人口を発表した。丑年生まれの人口は、十二支の中で3番目に多い1,066万人。新成人人口は、前年比2万人増の124万人。総人口に占める新成人人口は、11年連続で1%を下回った。

 総務省の人口推計によると、2021年1月1日現在における丑年生まれの人口は1,066万人で、総人口1億2,556万人に占める割合は8.5%。男女別では、男性517万人、女性549万人と、女性が男性より32万人多い。

 丑年生まれの人口を出生年別にみると、2021年に72歳になる1949年(昭和24年)生まれが211万人と最多。ついで、48歳になる1973年(昭和48年)生まれ203万人、60歳になる1961年(昭和36年)生まれ149万人など。12歳になる2009年(平成21年)生まれは106万人であった。

 総人口を十二支別にみると、子(ね)年生まれが1,138万人ともっとも多く、ついで亥(い)年生まれ1,122万人。丑(うし)年生まれは、十二支の中では3番目に人口が多い。

 一方、この1年間(2020年1〜12月)に新たに成人に達した人口(2021年1月1日現在20歳)は124万人。前年より2万人増え、2年ぶりの上昇となった。男女別にみると、男性64万人、女性60万人と、男性のほうが4万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.6%であった。

 新成人人口が総人口に占める割合は0.99%。2年ぶりに前年より上昇したものの、総人口に占める割合は11年連続で1%を下回った。

 新成人人口について、人口推計を開始した1968年(昭和43年)からの推移をみると、第1次ベビーブーム世代の1949年(昭和24年)生まれが成人に達した1970年(昭和45年)の246万人をピークに減少。昭和50年代後半から再び増加傾向を続け、第2次ベビーブーム世代が成人に達したときに200万人台となったが、1995年(平成7年)から再び減少傾向を続けている。

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