「美しく並べるよりも、効率的に並べる」 西友の無造作な陳列、理由は安さの追求
2020年1月9日(木)18時33分 BIGLOBEニュース編集部
スーパーマーケットの西友(SEIYU)が安さを追求するために実施している商品陳列が注目を集めている。
西友のカップラーメンやお菓子の売り場では、バスケットの中で商品が四方八方を向き、山のように積まれている。一見すると、無造作に投げ込んだようだが、前を向けて整然と並べてないのは安さのため。「あえてこのように並べることで、作業効率をグンとUPさせて、コストの削減につなげています」と説明している。
この取り組みはTwitterで、「ほんまこれやからまじでどこのスーパーも見習うべき」と紹介され拡散。「どう置こうが中身一緒」「庶民が大事なのは見た目よりも値段」「客が何を欲してるかがよく分かってる証拠」といった声が多数寄せられている。
西友は、このほかの取り組みも「SEIYU/SUNNYが安い理由、正直に話します」とホームページで紹介している。ウォルマートの規模、ノウハウを活かした仕入れや自動発注によりコストを削減。扉付きの冷蔵ケースを次々に設置し、電気代も削減している。これらは「お買い物を安くすることで、お客様のよりよい生活をかなえたい」との想いから実施しているという。