ジャニーズJr.主演、太宰治&江戸川乱歩ら傑作小説をオムニバスドラマ化!
2021年1月9日(土)6時0分 シネマカフェ
本作は、過去の名作をただそのまま映像化するのではなく、現代的な視点で描いたり、異色の角度から捉えたりすることで、日本文学の持つ面白さを、若者を中心に幅広い世代に伝え、日本のエンターテインメント界の発展、継承に寄与、未来のクリエイターの誕生のきっかけにしようという野心的な試み。
今回映像化するのは、太宰治「走れメロス」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」、宮沢賢治「注文の多い料理店」、夏目漱石「二百十日」、森鴎外「高瀬舟」、小泉八雲「雪女」、江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」、谷崎潤一郎「秘密」、泉鏡花「外科室」、そして夢野久作「空を飛ぶパラソル」といった10作品。
そして各話の主演は、総勢22人のグループ「少年忍者」より、黒田光輝(第1話)、ヴァサイェガ渉(第2話)、田村海琉&小田将聖(第3話)、川崎皇輝(第4話)、檜山光成&安嶋秀生(第5話)、深田竜生(第6話)、織山尚大(第7話)、北川拓実(第8話)、元木湧(第9話)、内村颯太(第10話)の12人が務める。
今作がドラマ初主演となった彼ら。黒田さんは「映像の仕事が初めてなので、不安はないと言ったらウソになりますが、ワクワクしている自分もいます」、安嶋さんも「ドラマに出演するのが初めてなので、最初は『夢なのかな』と思い、しばらくはソワソワして、実感が湧きませんでした。緊張もしているけど、檜山(光成)と二人で主演ということで安心感はあります」と心境を明かす。
田村さんは「原作はちょっと怖い話だけど、面白い描写がたくさんありました。それがこのドラマでどうアレンジされて映像になるのかが楽しみ」と期待し、川崎さんは「犯人側の視点で物語が描かれているので、視聴者の皆さんにもスリルを共感していただきたい」とメッセージ。
檜山さんは「原作を読んでからドラマを見てもいいですし、ドラマを見たことがきっかけで原作に興味を持っていただけたらうれしいです」とコメントし、元木さんも「今回のドラマを見て、原作に興味を持ってもらえたらうれしいです!」と話した。
また「僕の演じる原作は誰もが知っている作品なので、プレッシャーも大きいですが、それ以上に自信があります!」(ヴァサイェガさん)、「いっぱい練習して良いものを作りたいです」(小田さん)、「主演というのはプレッシャーですが、メンバーと一緒に頑張りたいと思います」(深田さん)、「最近は本を読む人自体が少なくなっていると思うので、僕たちのドラマがきっかけとなって、本を読む環境にたくさんの人を連れていきたい」(織山さん)、「不安はあるけれど、いつかやりたいと思っていたお芝居の仕事なので、役を大切に演じたい」(北川さん)、「主人公の行動にはあまり共感できないけれど、それでも演じている間は、なり切って役に入り込みたい」(内村さん)と意気込んでいる。
そして、図書館で本を手に取った少年たちが、めくるめく文学の世界へといざなわれる様子をイメージした特報映像も公開された。
「WOWOWオリジナルドラマ 文豪少年!〜ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜」は3月21日より毎週日曜日23時〜WOWOWプライムにて放送予定(第1話無料放送/全10話)。WOWOWオンデマンドで見逃し配信。