【インフルエンザ17-18】患者数は推計66万人、学年・学級閉鎖は昨年2倍

2018年1月9日(火)12時15分 リセマム

インフルエンザ流行レベルマップ

写真を拡大

厚生労働省は平成30年1月5日、第51週(平成29年12月18日〜24日)のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり報告数は12.87で、全47都道府県で前週より増加した。この1週間の推計受診者数は約66万人、今シーズンの累計は約158万人となった。

 第51週のインフルエンザ定点あたり報告数は12.87。第50週(平成29年12月11日〜17日)の7.40からさらに上昇した。都道府県別では、宮崎県(26.03)がもっとも多く、長崎県(25.57)、岡山県(25.19)、山口県(22.22)、大分県(20.95)、広島県(20.60)、福岡県(20.42)と続いている。

 全47都道府県で前週の報告数よりも増加。半数以上の都道府県が、注意報の指標である10を超えている。全国の保健所地域では、1道1府12県の25か所で警報レベル、1都1道2府37県の246か所で注意報レベルを超えている。

 全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数は推計すると約66万人で、前週の約35万人より増加した。年齢別では、5〜9歳が約17万人、10〜14歳が約11万人、0〜4歳と40代が約7万人、30代が約6万人、15〜19歳・20代・50代がそれぞれ約4万人など。第36週(平成29年9月4日〜10日)以降これまでの累積の推計受診者数は約158万人になった。

 第51週にインフルエンザ様疾患により休校した保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校は全国で24校。学年閉鎖は292件、学級閉鎖は1,195件。いずれも前年同期と比べると、2倍以上の件数となっている。

 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(第47〜51週)ではAH1pdm09、B型、AH3型の順に多かった。

リセマム

「学級閉鎖」をもっと詳しく

タグ

「学級閉鎖」のニュース

「学級閉鎖」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ