「はれのひ」関係者?楽天フリルにも振り袖大量出品アカウント 「前撮り・カタログ撮影時のみ使用した」と記載
2018年1月10日(水)10時18分 キャリコネニュース
メルカリに大量の振り袖が出品され、「はれのひ」との関連が取りざたされている。NHKの報道によると、出品は2か月ほど前から行われていたという。メルカリの利用規則で禁じている「法人利用」の可能性があるとして、1月9日午後6時半までに出品画像は非公開になった。
メルカリで振り袖を大量に出品していたアカウントと同名のアカウントは楽天フリルにもある。楽天フリルのアカウントでは、振り袖や草履など合わせて31品が出品されていた。
メルカリはアカウントと「はれのひ」の関連について「現時点で確認できない」とコメント
取り扱われている振り袖は1万円台〜8万円台で、長襦袢と友禅染の振り袖、袋帯、帯締め、帯揚げの5点で8万7500円など、着物としては手頃な値段の物が多い。単品で10万円を超えるものはなかった。
プロフィール欄ではリサイクルの着物を出品していると説明。商品ページには
「成人式前撮り時に数時間のみ使用した、シミ汚れ等もなく超美品です」
「スタジオにてカタログ撮影時にのみ使用した(トルソー)、新品同様の超美品です」
などと記載されていて、メルカリの同名アカウントで書かれていた内容とほぼ同じだ。昨年11月までに作られたアカウントで、既に売り切れているものも複数あった。1月9日23時頃には全ての商品画像と説明文が確認できたが、現在では閲覧不可能になっている。
1月10日午前、メルカリはプレスリリースで
「一部報道において、メルカリ上で『振袖』を複数出品しているアカウントが『はれのひ』の関係者ではないかという憶測がなされておりますが、現時点でそのような事実は確認されておりません」
と発表している。楽天フリルでもメルカリと同様、事業者として商品を出品する行為を禁じているが、同アカウントが法人利用の可能性があるか、「はれのひ」と関連があるかなどに関して、運営会社からの発表はまだない。