300光年彼方で“太陽の双子”が自らの惑星を飲み込んでいる! 恐ろしすぎる「太陽系の未来」の光景とは?

1月12日(木)15時0分 tocana

イメージ画像:「ThinkStock」より

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 我々が住む“緑の地球”の行末が、太陽に飲み込まれて消滅してしまうとしたら——信じたくない悪夢だ。


■太陽に似た恒星「HIP68468」は“双子の太陽”

 科学系オンラインジャーナル「Science Alert」は、ブラジル・サンパウロ大学をはじめとする国際的な天文学者チームが昨年末に発表した、地球の未来にとって戦慄を禁じ得ない研究結果を報じている。

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 研究者らは、質量や気温、化学物質の構成が最も太陽に近い恒星「HIP68468」、またの名をソーラーツイン(太陽の双子)の周りを公転している惑星を発見するためのプロジェクトの一環として、HIP68468恒星系を長年研究してきた。

 HIP68468は300光年かなたに存在し、地球のような惑星をいくつか従えている。その中でも「HIP68468b」は地球に似てはいるものの質量は3倍にもなるため「スーパーアース」とも呼ばれているが、生命体が存在するかどうかは不明だ。

 地球から300光年先ということは、到達するにも光の速さで300年ほどかかってしまうわけで、そんな遠い宇宙の果てで起きていることは、到底、地球人には関係のない話のように思われる。だがこの先、銀河の向こうで起こっている奇妙な現象は、この太陽系でも起こり得るかもしれないのだ。


■太陽が地球を飲み込む日が来る?

 実はこのHIP68468b、すでにこの世に存在していない可能性が高いという。研究チームがHIP68468bの不可解な構成に注目し、リサーチを重ねた結果、驚愕の事実が判明したのだ。それは、“我々の太陽”そっくりのソーラーツインであるHIP68468が、HIP68468bをはじめとする自身の惑星をすでにいくつか飲み込んでしまっているのではないかというのである。

 この研究論文の共著者であるシカゴ大学の天文学・天体物理学の准教授ジェイコブ・ビーン博士は語る。「だからといって、我々の太陽が地球をまもなく飲み込んでしまうということではありません。ですが、我々の発見は、惑星系の進化の過程には激烈なイベントが日常的に起きていることを示唆しています。この点において、我々の住む太陽系も例外とはいえないでしょう」。

 そして、このHIP68468恒星系を探査することこそ、惑星系がいかにしてこれまで進化してきたかのカギを握っていると話しており、我々の太陽系の未来を知ることにもつながると話している。なぜなら、300光年かなたにある惑星系は太陽系よりも古く、いずれは太陽系も同じ状態になることが予測されているからだ。

 この太陽系で、もし地球が太陽に取り込まれる日が来るとしたらまさに、不吉極まりない話といえる。だが、残念ながら、その可能性は0ではなさそうだ。
(文=佐藤Kay)


※イメージ画像:「ThinkStock」より

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