人間の本性が歴史を作る

1月14日(日)12時0分 ビーカイブ

歴史とは、人間の本性が織りなした結果と言っていいかもしれません。人間の本質とは、何百年経てもそう大きく変わるものではありません。だからこそ、歴史に学ぶ価値があるのではないでしょうか。





歴史を変えるのは「驕り」と「嫉妬」


鉄血宰相の異名を持つドイツのオットー・フォン・ビスマルクが残した「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉は聞いたことがあるでしょう。ここで言う歴史とは、成功談でも失敗談でもなく、歴史を作った人間の本性に目を向けることの大切さを意味しています。
時代が変わっても飽きることなく人間が求め続けるものは、「富」と「名誉」であり、歴史を変えるきっかけは、「富」と「名誉」による「驕り」と「嫉妬」です。「驕り」も「嫉妬」も、人間の本性です。


大企業倒産の本質は期待の喪失


誰もが知っている大企業が倒産に追い込まれていった歴史を振り返ると、社会が大きく変化するなかで、その流れについていけなくなってしまったケースが極めて多いことに気付かされます。大衆消費社会のシンボル的存在だったダイエー、液晶技術で世界を席巻したシャープ、総合家電で名高かった東芝などは代表例といえるでしょう。これらの企業は他社との競争に敗れたというより、顧客から期待されなくなったことが「敗北の本質」です。


変化を忘れ、魅力を失う企業の末路


では、なぜ期待されなくなったか?魅力がなくなったからです。
では、なぜ魅力がなくなったのか?変わらなかったからです。
会社でも国家でも、成長や繁栄を実現すると「驕り」が生まれ、それは怠惰で保守的な思考と行動を生み出します。
東芝を例に取れば、業容の肥大化により官僚主義が芽生え、やがて粉飾財務という悪癖が何代にも渡って引き継がれていきました。経営者は、会社やお客さま以上に自分を守ることに懸命に。会社全体を長期的・総合的に見る人材が少なくなり、ついには、お客さまの顔すら見えなくなるために、お客様の変化に気づかぬまま、会社の魅力は剥落していったのです。


まとめ


いかがですか?
変化は常に起き続けています。その認識を見失ってしまっては、成長のチャンスを逃してしまうばかりか、それまで気づきあげた有形無形の財産までも失う危険すらあるのです。商売をしているならまず顧客の変化を見失わないこと。状況の変化に敏であることが肝要です。


参考書籍:大西肇著「『今はまだ小さな会社』が進化するための101の手がかり」(合同フォレスト刊)


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