財布購入は「張る=春」で縁起がいい新春に 避けたいのは秋

1月14日(土)7時0分 NEWSポストセブン

直居由美里さんが財布購入をアドバイス

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 新年を迎えて、持ち物も一新したいところ。特に、財布は常に持ち歩くアイテムなだけでなく、お金を管理する重要な小物。そこで、風水建築デザイナーの直居由美里さんに財布購入にうってつけのタイミングについて聞きました。


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 財布は金運を左右する重要なアイテムです。関西のデパートなどでは、新春から「春財布」のセールを始めます。「春=張る」から、いつもお金に恵まれるという願いが込められた風習です。


 一見、ただのことば遊びのように思えますが、中国占術の基礎である陰陽五行の流れを汲くんだ考え方です。


 夜が陰、昼が陽ですから、昼が最も短くなる冬至(12月21日頃)を「陰が極まる日」と呼びます。冬至を過ぎると、寒さが続くものの、夜は徐々に短くなっていきます。


 現在のように暖房設備が整っておらず、照明も充分でなかった時代の人々は、厳しい寒さに震えながらも、一日ごとに日が長くなることを実感しながら春の到来を待ち望んでいたのでしょう。


 陰が極まった冬至を過ぎると、陽の力が伸びてきます。このタイミングで財布を新調することで、お金がスムーズに入ってくるようになるのです。反対に避けたいのが、秋財布。秋は「空き」に通じるため、財布がからっぽになってしまうといわれています。


 夏が過ぎて秋になると、陰の力が伸びてきます。陰は縮小、陽は拡大を司りますから、金運に勢いをつけたいのなら、財布の購入は春がふさわしいでしょう。


 財布は毎年買い替える必要はありませんが、くたびれたり、汚くなる前に買い替えるのがいいでしょう。住まいの掃除と同じで、財布も常にきれいな状態を保つべきです。


 古い財布を処分するときは、中に入っているものをすべて出して空にします。もう使わない古い財布だからといって、そのままゴミ袋に捨てるのは、あまりにも冷淡です。大切なお金を入れておいた財布なのですから、「ありがとう、お疲れ様」という気持ちをこめて白い紙に包んで処分します。


 新しい財布を購入するなら、2月の初午が一年を通してベストな日です。午は、勢いよく駆け上がるというイメージがあるのに加えて、十二支の中で最も陽の力が強い干支です。今年の2月の初午の日は2月12日です。


 初午の起こりは、京都の伏見稲荷大社。五穀豊穣を司る神様が降臨された日が初午でした。現在でも伏見稲荷には、たくさんの人が初午の日に参拝します。


 日本各地の稲荷神社では、初午の日に油揚げをお供えするところもあります。神の使いである狐の好物が油揚げだったからです。初午の日は、財布を購入するのに加えて、稲荷神社をお参りし、稲荷寿司をいただくのも開運につながります。


 そして、初午の日に財布を買ったら、すぐに使い始めるのではなく、できれば庚申(かのえさる)の日まで待ちたいもの。陰陽五行では、庚は陽の金、申も陽の金。庚申は「金の気が満ちる」と信仰され、道の辻などに庚申塚が建てられました。今年は初午の次の庚申は4月3日。かなり時間があきますが、その間、新しい財布を大切に保管しておきましょう。


 初午以外の日に買った財布も、庚申の日を選んで使い始めるのがおすすめです。今年前半の庚申の日は、2月2日、4月3日、6月2日です。


 財布の選び方のポイントは、目にするたびに、自分が満足感を得られるかどうかです。黄色い財布で金運が上がるといわれますが、自分の好みの色であることが第一です。


※女性セブン2017年1月26日号

NEWSポストセブン

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