井岡一翔の入れ墨問題、絶対に報じられない「禁止するコワ~い理由」を業界人が暴露!

2021年1月13日(水)9時0分 tocana


 プロボクシングの世界王者・井岡一翔が“入れ墨”問題で大騒動だ。昨年の大晦日、無敗の田中恒成をTKOで下し、その強さを世界中に知らしめたばかりなのだが、問題の試合では左腕の入れ墨をゴング前から露にして登場、TBS生中継でそれを見た人々が批判しているのだ。


 日本ボクシングコミッション(JBC)のルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合できないと定められており、本来は出場を止めるべき話ではあったが、ルールを適用すれば井岡のような優秀な人材を失ってしまうため、これまではファンデーションで隠すなどさせてリングに上げていた。つまり競技人口の減少に悩むボクシング界にとって、入れ墨禁止は頭の痛いルールなのである。


 しかし、ある古株のボクシング関係者からは「入れ墨禁止には、みんないろいろ言ってるけど、舞台裏の事情を知らないから勝手にワーワー言ってるんだ」と言っている。


「入れ墨禁止はね、ハッキリ言えば入れ墨を禁止したいんじゃなくて、暴力団との関係を禁止したいものだったの。昔、大嶋宏成とか川崎タツキっていう元暴力団組員のボクサーがいて、プロになるとき入れ墨を皮膚移植の手術で除去させて世間へのPRにしたわけよ。だって、昔は暴力団が興行のケツ持ちをしてたから、暴力団排除ってハッキリ言えなかった。入れ墨を禁止ってのは日本ボクシングコミッションが考えた奇策だったんだな。今はもう暴力団排除になったから反社会的勢力はダメだって言えるようになっただけ」(関係者)


 このボクシング関係者によると「ボクシングで入れ墨がダメだって言ったのはボクシング業界じゃなくてテレビ局だった」という。


「テレビ局が試合中継で入れ墨が映ったら困るって言ったから、そういうルールになったんだよ。でもね、暴力団を排除した結果、入れ墨=反社ではなくなってきて、格闘技イベントでも入れ墨の選手が出るようになったからね」(同上)


 たしかにRIZINなど格闘技イベントでは全身に入れ墨の入ったファイターがたくさん出場しているが、こちらはまったく問題にはされていない。古株関係者はあくまでテレビ事情や社会情勢でボクシングの入れ墨禁止ルールがあったとするが、ならば撤廃するべきかと聞くと「絶対にダメ!」と即答した。その理由として、「怖い話がある」と言う。



「入れ墨は世界中で魔除けに使われてきたものだって知ってるか。日本でも昔、沖縄女性に入れられた刺青のハジチと言って、当時は沖縄の女性が日本本土にさらわれないためのおまじないや魔除けの意味なんかをこめて彫られたものもあったんだ。入れ墨に呪文の模様を描いてマジナイにするってことだ。でも、これ悪用すると危険だよ。


 ずっと前にね、〇〇って選手が入れ墨に呪いの紋章を描いたら、試合をした相手が脳内出血で死んで、そのジムの会長も発作で亡くなった。中には、人に見つからないようトランクスで隠れるヘソの下に呪いの入れ墨を入れて試合した奴もいたけど、描く模様を間違えて自分に呪いがかかって試合で事故死したってこともあった。


 ボクシングは命懸けのスポーツだから、言霊とか魔除けとか使うと死亡事故が起きやすくなるんだろうな。だから入れ墨はやらせちゃダメなんだよ。大相撲もそういう理由で入れ墨はダメなんだ。井岡も今回の試合、もし入れ墨に願を掛けて呪いで勝ったら、後で呪い返しの不幸が起きるかもしれんよ」(同上)


 どこまで真に受けていいか分からない話をする関係者は、業界でも”変わり者”で知られている人物、入れ墨の議論とは程遠い気味の悪い話になったが、ボクシングなど格闘技系の業界はジンクスやゲン担ぎの多い世界でもあり、大相撲でも2年前、「験担ぎによるヒゲ」が流行して禁止された経緯がある。


 入れ墨を禁止する真の理由が、反社会的なイメージなどではなく、呪いの悪用なんて話なら絶対に解禁してはならないということになってしまうが。

tocana

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