11児の母でもある助産師が教えます!おっぱいを噛まれる理由

1月15日(水)16時30分 ベビーカレンダー

母乳を飲んでいる赤ちゃん

こんにちは。助産院ばぶばぶのHISAKOです。母乳育児の悩みの1つが、赤ちゃんにおっぱいを噛まれて困っているというもの。あまりに痛いと母乳育児をやめてしまいたくなりますよね。そこで、私の元に相談に来るママたちの話をしましょう。

激痛……でもおっぱいを続けたい!

生後5カ月の赤ちゃん。最近歯が生えて、おっぱいを噛むようになりました。乳輪と乳頭の境目の部分(乳茎部)が亀裂を起こし、授乳のたびに激痛です。授乳は癒しタイムではなくなりました。痛くて思わず怒鳴ってしまったり、力ずくで口をこじ開けて離させたりしてしまいます。


こんな思いをするなら完全にミルクに切り替えてしまおうかと思うけど、期待に満ちたかわいい目で、「おっぱい♪」と訴えかけてこられたら、頑張ってあげたい気持ちでいっぱいになり、2つの思いの中でグルグルして、どうしていいのかわかりません……というご相談を頂きました。

最初から噛み付くのか途中からか

生後5カ月なので、満腹中枢は完全に形成されているころでしょう。遊び飲み、余裕飲み、ママの顔色伺いなど、赤ちゃんらしい反応の時代を終えていよいよ人間らしい、さまざまな複雑な感情を駆使した行動をとるようになる月齢です。

授乳のはじめから噛みつくときは、おっぱい側になんらかのトラブルがあるかもしれません。物理的に飲みづらい状況がある可能性が高いです。「おいしくない」「乳腺が細くなってて飲みにくい」「吸ってるのに出ない」などです。


授乳の途中から噛みつくときは、単に「もうおなかいっぱい」のサインであることが多いです。

噛んでいるのにはメッセージがある

乳頭の先が傷になっているときは、おっぱい自体にトラブルがあって飲みにくいために、赤ちゃんは器用に舌で乳頭をねじって、歪め飲みをした結果です。乳茎部に傷ができているときは、たとえば出過ぎのおっぱいで深くくわえたら故障した蛇口のように母乳が口の中に噴出してくるから、あえて、浅くくわえて引っ張りながら母乳の分泌量をうまく調整しながら飲むことで起きる、引っ張り飲みが原因です。

赤ちゃんは「足りない!」と怒って噛んでいるんじゃなくて「もういらない」「遊んじゃうよ」「集中力途切れた」という感情のもとに噛んでいるか、もしくは、授乳時におっぱいが張りすぎて「こんなに一気に飲めって言われても困る」というのを、ママに伝えているケースもありますよ。


監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2016年11人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。


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