家族がうつになってしまったら・・・

1月15日(水)21時0分 ココカラネクスト

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

 カウンセリングオフィスには、うつ・パニック・統合失調症などの障害を抱えた方達だけではなく、その家族の方々も相談に来られます。そして、そうした方々の多くは、障害を持つ家族にどのように対応したらよいのか途方に暮れ、自殺してしまうのではないかと言う恐怖におびえ、疲れ果てています。


精神的な障害の中で最も多く、また自殺の可能性もあるうつに焦点をあて、家族のだれかがうつになった場合の他の家族の関わり方のポイントについて述べていきます。

うつとは、喜びや興味がなくなる、あるいは、気分の落ち込みがあり、1)食欲・体重の変化、2)睡眠の変化、3)精神運動性の活動などの変化、4)気力の減退、5)無価値観や罪責感、6)思考・集中・決断の困難、7)死についての反復思考や自殺念慮・計画・企画などの症状を伴う気分障害と呼ばれる精神疾患の一種です。

気分障害には、うつのみの症状を呈する大うつ病性障害や、気分が異常に高揚する躁状態を伴う、双極性障害などがあります。

うつは、だれもがなりうる精神疾患で、例えば大うつ病性障害の場合、生涯有病率は、女性で10〜25%、男性で5〜12%と言われます。

うつになるのには理由があります。過労、人間関係のトラブル、家族のトラブル、思いがけない災難、人生の転機など、たいてい、うつになる前に、その原因となる出来事があるものです。うつになった人達は、そうした「出来事」により、それまで持っていた価値観や世界観が破壊されたように感じます。これは、自我の死とも呼ばれる体験です。そして、うつから回復したとき、自我は、新たな価値観や世界観を獲得するとともに再生するのです。つまり、うつは、精神的成長のきっかけでもあると言えます。

うつのケアに対しては、さまざまなアプローチが提案されていますが、その中には、誤解を招きやすい情報もあります。

こうした情報に縛られ、身動きのとれない状態になってしまい、最悪の場合には、サポートする側がうつ状態になってしまうことは少なくありません。

向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)

[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

ココカラネクスト

「家族」をもっと詳しく

「家族」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ