おひとり様の「死後の手続き」、驚くべき中身とは

1月15日(金)18時0分 婦人公論.jp


イラスト:小林マキ

すっかり定着した感のある「終活」という言葉。当初は葬儀やお墓の準備をする人が多かったのが、最近の傾向は住まいやものの片づけに変化してきているそうです。そもそも、年齢を重ねていくなかで、病気や体力の低下には備えることができても、自分の死後についてとなるとーーしかも“おひとり様”の場合は何についてどのように準備すればよいのでしょうか。(構成=島田ゆかり イラスト=小林マキ)

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自分が亡くなったあと家を片づけるのは


「終活」という言葉が流行語になったのは2012年。当時の終活は、自身の葬儀やお墓に関することが中心でしたが、現在では自分亡きあと、家の片づけをどうするかなど、モノや心の整理をしておきたいという人が増えています。女性は男性より長寿であり、未婚や離婚も増えるなかで、「おひとりさまの死後」の準備は、女性にとって、より切実な問題です。

おひとりさまの女性が自身の死後についてまず不安に思うのは、葬儀までの段取りや無事に埋葬されるのか、ということではないでしょうか。おひとりさまが亡くなると、基本的には親族(6親等以内の血族と3親等以内の姻族)が初期対応の候補者となりますが、何十年も会っていないのに遺体の引き取りに来てください、と言われても困りますし、なかには兄弟姉妹と折り合いが悪いから頼りたくない、甥や姪に迷惑をかけたくないと考える人もいるでしょう。

葬儀などセレモニーが一通り終わると、次は部屋の片づけやさまざまな届け出・手続きが待っています。最近は「デジタル遺品」が増えており、パソコンの中の個人情報やSNSのアカウントの削除も必要です。誰かに削除を頼んでおかないといつまでもデータが残り続けることになり、月会費がかかるサービスなども、解約しなければ請求が続きます。

さらに役所などの一連の手続きにも手間がかかるものです。年金や介護保険といった社会保険の停止、公共サービスの解約、賃貸住宅や老人ホームの解約など……。死後の身の回りの手続き(死後事務)を次のページの表にまとめました。これだけのことを、誰かに引き受けてもらわなければならないのです。


【こんなにある! おひとりさまの死後手続き】

ひとりでも安心できる身じまいの準備を


私たち三井住友信託銀行には「おひとりさま信託」という死後の身の回りのことを任せられるサービスがあります。

ご契約時に、ご自身の希望を「未来の縁-ing(エンディング)ノート」にのこしていただき、万が一の場合は、その内容に沿って、一般社団法人安心サポートが死後事務を行う仕組みで、死後事務にかかる費用は三井住友信託銀行がお預かりします。

契約期間中は、携帯端末に安否確認メッセージを定期的に送信します。また、「死亡連絡カード」も発行しますので、外出先で急に倒れた場合などにも備えることができます。

「未来の縁-ingノート」では、葬儀の希望や埋葬の方法についての希望(樹木葬、海洋散骨、永代供養など)、訃報を知らせてほしい人も指定できます。また、SNSアカウントのIDなどの一覧を作っておくことで、アカウントの削除も速やかに行われます。

その他、公共サービスの解約、社会保険の手続き、クレジットカードの精算・解約やペットの託し先へのお渡しもカバー。まさに実現可能なエンディングノートです。

お預かりした資金は死後事務の費用(※)を精算した後、あらかじめ指定した受取人にお支払いします。受取人は相続人の他、公益法人等を指定できます。

ご自身の身じまいを一括して任せることで、死後の不安は少し軽くなります。その分、人生100年時代、ひとりの時間を楽しみ、心地よく過ごすための安心につなげていただきたいと思います。

※死後事務の実費の他、三井住友信託銀行への信託報酬、一般社団法人安心サポートへの報酬が必要です。

婦人公論.jp

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