広がり続ける善意の輪 イギリスで目撃されている『手すりに掛かった洋服』

1月15日(水)12時36分 grape

Mark David Holmes

橋の手すりに掛けられているたくさんの衣類。

2019年12月、クリスマス直前のスコットランド・グラスゴーで撮影されたこの写真は大きな反響を呼び、1万6千回以上シェアされました。

Posted by Mark David Holmeson Sunday, December 22, 2019
Posted by Mark David Holmes on Sunday, December 22, 2019

この写真を撮影したのはマーク・デイヴィッド・ホルムズさん。

なぜ屋外の橋の手すりに洋服が置かれているのか…。実はこれらはすべて、ホームレスの人たちのために寄付されたものなのです。

Posted by Mark David Holmeson Sunday, December 22, 2019
Posted by Mark David Holmes on Sunday, December 22, 2019

ホームレスの人たちを寒さから守りたい。善意の輪が広がる

2020年1月現在、イギリスで広がりを見せているホームレスの人たちへの支援活動『Take One, Leave One』。そのコンセプトはシンプルです。

「寒い季節に暖かく過ごせる洋服が必要な人に、善意のある人が洋服を寄付して、それを必要な人が自由に持っていける」というもの。

海外メディア『Daily Record』によると、『Take One, Leave One』はイギリスでは2019年の初めにロンドンの教会から始まったのだそう。

ホームレスのために、教会の外に洋服のラックを置いて「寒さをしのぐために必要な人は1着お持ちください。そんな人たちを助けたい人は1着置いていってください」というサインを掲げたところ、地域の人たちによってたくさんの洋服が集まったといいます。

その後、この活動はイギリス各地に広まり、善意の輪はどんどん大きくなっています。

Last winter, as freezing temperatures hit London, we put a clothes rail outside a church with a sign reading:
"If you're cold, take one.
If you can help, leave one."

What happened next was miraculous!

The rail filled with clothes & it stayed full all winter.

Tmw, WE’RE BACK! pic.twitter.com/qarSiCRNHR

— TakeOneLeaveOne (@Take1_Leave1) December 3, 2019

海外メディア『Sun』によると、マーク・デイヴィッド・ホルムズさんは約4週間かけて家族や友人たちと協力して洋服を集め、クリスマス前にそれらを手すりに掛けてきたのだそう。

なぜそうしたのかを、彼は取材でこう答えています。

クリスマスの精神は人に与えること、特に助けを必要としている人に与えることだと思っています。だから私は家族みんなでこの支援をしました。

私はホームレスの人たちをまるでそこに存在していないかのように無視して通りすぎるのが嫌なんです。そのようにしている人たちを見るのも嫌いです。

今回の支援は息子に人がどのようにしてほかの人たちの生活を変えられるかということを見せるいい機会にもなりました。

Sun ーより引用(和訳)

マークさんたちが洋服を橋の手すりに掛けた後、再びこの場所に戻ってくると、ほかの親切な人たちによってさらに多くの洋服や飲料水などが置かれていたといいます。

寄付された洋服はどれもきちんとハンガーに掛けられて、整然と並んでいます。中には雨で濡れないようにビニールをかぶせてあるものもあります。

そんな気遣いから、寄付した人のホームレスの人たちへの敬意が感じ取れますね。

『Take One, Leave One』はイギリスだけでなくカナダやオーストラリアなどでも行われています。

衣食住はどれも、人が心身ともに健康に生きるために必要です。この素晴らしい取り組みが世界中に広まっていくといいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典 Sun/Mark David Holmes/@Take1_Leave1/Daily Record/@robdelaney

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