兵庫医科大・兵庫医療大が統合へ、2022年4月開学予定

2020年1月15日(水)15時45分 リセマム

兵庫医科大学

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学校法人兵庫医科大学は2020年1月10日、兵庫医科大学と兵庫医療大学を統合し、創立50周年にあたる2022年4月に新たな医療総合大学の誕生をめざすことを発表した。学生数は約2,700名を予定している。

 学校法人兵庫医科大学は、今後求められる「質の高い医師、医療職者を養成するための教育・研究体制の充実、および教育の質の向上」「法人運営および組織体制の強化」「『医療総合大学』としての認知度および評価の向上」などあらゆる点を考慮し、兵庫医療大学の3学部3研究科を兵庫医科大学の学部・研究科とすることにより2大学を統合。「医学部」「薬学部」「看護学部」「リハビリテーション学部」それぞれにおける教育を、従来以上に緊密な連携のもとに実施することが必要という結論に至った。

 統合後は名称を「兵庫医科大学」とし、西宮キャンパス(兵庫県西宮市武庫川町1-1)、神戸キャンパス(神戸市中央区港島1-3-6)、篠山キャンパス(兵庫県丹波篠山市黒岡5番地)の3つのキャンパスを構える。学生数は約2,700名を予定。

 今後、文部科学省への承認申請手続きを進めるため、2020年1月中に「2大学統合準備室(仮称)」を設置し、2021年3月に文部科学省へ統合を申請、2021年度中の正式承認を経て、2022年4月に2大学を統合した新たな兵庫医科大学の誕生をめざす。ただし、2大学の統合計画はあくまで予定であり、文部科学省への申請状況などにより変更する場合がある。

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