イラン軍にイルカ部隊が存在する可能性が浮上(イラン)

1月16日(木)22時30分 カラパイア

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Andrea Izzotti/iStock

 ご存じのように、イランとアメリカは緊張状態にある。イランの核開発問題を発端とするいざこざで、トランプ米大統領は2018年5月に核合意を離脱。そこからまたひと悶着あって、アメリカがイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ将軍を殺害したことにより、全面戦争になるのではないかと危惧されていたが、今の時点では、事態は沈静化したように見える。

 だがお互いの主張は相容れないものがあり、今後どうなるかはわからない。

 そんな中、イランの恐るべき兵器は核以外にもあるというかつてのニュースがアメリカ国内をにぎわせている。それはイルカである。

 2000年当時のBBCの報道によると、イランはロシアから軍事訓練を受けたイルカを大量に購入したというのだ。
・ソ連軍のイルカが水族館に引き取られるも経営難に

 もともとイルカたちはソ連軍が訓練したもので、その崩壊後にロシアの水族館に引き取られていたらしい。しかし人々の関心が薄れると、水族館も経営難となり、イルカたちを手放さざるを得なくなった。

 「イルカたちを置き去りにすることなんて私にはできません」とイルカ訓練士のボリス・ジュリドさんはロシアの新聞、コムソモリスカヤ・プラウダ紙の取材に答えている。

 「あいつらが飢える姿なんて絶対に見たくないです。病気になったら治療だってしてやりたい。でも、財政難で高価な薬も尽きていたし、エサになる魚もありませんでした。」

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Image by StockSnap from Pixabay

・敵のダイバーを殺す訓練を受けた精鋭殺人部隊のイルカたち

 1991年、ソ連が崩壊し、イルカ部隊はロシア太平洋地域にあった基地からクリミア半島へと送られた。このイルカたちは背中に装着したモリで敵のダイバーを殺す訓練を受けていた。

 さらに潜水艦の推進器が発する音の違いから、ロシア艦とアメリカ艦を区別することもできた。機雷を抱えて敵艦に接近し、自爆攻撃を仕掛けるなんてことも可能だったということだ。

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John Gibson from Pixabay

・ただしイランにイルカ部隊があるかどうかは不明

 イランが購入した後、イルカたちは黒海からペルシャ湾に輸送されたが、その理由は不明だ。イランの狙いがイルカ部隊の入手だったと断言することはできない。

 ただK. プラウダ紙によれば、ジュリドさんの訓練は軍事的性質のもので、それはイランが購入してからも続いたらしい。 

 イルカは50年以上も生きる。そのため、ソ連時代に訓練を受けたイルカたちがまだ生きていたとしてもおかしくはない。また、そのイルカ以外にも軍用イルカが訓練された可能性もある。

 国連安保理やアメリカはイランに対して武器の輸出を禁止している。しかしジュリドさんにとっての関心はイルカの安全だ。

 「アラーであろうと、悪魔であろうと手を結びますよ。イルカたちの安全が私にとっては一番なのですから」とジュリドさんは語った。

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Gerhard Gellinger from Pixabay

 2019年5月、胴体にハーネスを巻かれたシロイルカがノルウェーで発見されるというニュースが報じられた。



 このシロイルカは、当時、ロシア海軍に訓練されたスパイでは?と噂されていたが、ロシアからイランに渡ったイルカである可能性も浮上してくる。

 また、冷戦時代には、ロシアのみならず、アメリカや他の国でも海洋生物を特別訓練を行っていたと報道されている。

 そして現在も、訓練した海洋生物を所有している軍を持つ国は存在するのだ。イルカが人間の言葉を話せるのなら、その真相が明らかになるのだが...

References:military/ written by hiroching / edited by parumo

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