「次はターボがん治療薬」か…?ファイザーの不可解な動き

2024年1月16日(火)12時0分 tocana

 世界的な製薬会社、ファイザーに一見不可解な動きが見られたという。昨年末、ファイザーは年商20億ドルの小規模製薬会社を430億ドル(約6兆円)という異例の巨額資金で買収したのである。ある専門家によれば、そのファイザーの狙いの背後には「ターボがん」が今後爆発的に増加する見通しがあるという——。


■ファイザーの不可解な巨額買収劇


 ご存知のように今回のコロナ禍におけるワクチンの製造販売で巨額の利益を得た製薬会社のファイザー、並びにモデルナだが、彼らは次に何を“予見”しているのだろうか。


 ファイザーは昨年12月、年商20億ドルのがん治療薬メーカー「シージェン」の430億ドルにものぼる巨額買収を完了し医療業界を驚かせた。


 mRNAワクチンを通じて莫大な利益を得たファイザーが、なぜこのような小規模な抗がん剤メーカーの買収に430億ドルもの巨額資金を投じたのか?


 放射線学、腫瘍学、免疫学を専門とするカナダの医師であるウィリアム・マキス氏によれば、この一件にはきわめて邪悪な“何か”が潜んでいるという。いったいどういうことなのか。


 その前提としてまず、ファイザー(およびモデルナ)の新型コロナウイルス感染症mRNAワクチンが、これまでの人類史上の中で見たことのない速度で「ターボがん(Turbo Cancers)」を引き起こしていることを認識しなければならないという。


 30以上の医学論文におけるターボがん症例の説明に基づいて、少なくとも1回のmRNAワクチンの接種を受けた患者から確認されたターボがんのトップ5は次の通りである。


●リンパ腫(さまざまなタイプ)
●脳腫瘍(主に神経膠芽腫)
●乳がん(ステージ3、4)
●結腸がん(ステージ4)
●肺がん(ステージ4)


 ターボがんのトップ10を罹患者数順にまとめると以下のようになる(順不同)。


●白血病
●メラノーマ(ステージ4)
●肉腫(ステージ 3、4)
●精巣がん/卵巣がん(ステージ1〜4)
●腎臓がん(ステージ4)


 ファイザーの新たな買収により、同社はこれらのターボがんのうち2件を「治療」できるこれまでの状態から、10件中7件を治療できるようになったのだ。


■ファイザーは“何か”を知っているのか?


 ファイザーの最高経営責任者(CEO)アルバート・ブーラ氏は、430億ドルのシージェン社買収について各メディアのインタビューを受けている。彼のインタビューから得た重要な言及は以下の通りだ。


●33%の人が将来ターボがんになるだろう(これについて彼は確信している)。
●家族全員が影響を受けるだろう(同様に彼は確信している)。
●新しいがん治療法は「ほとんどの」ターボがんを標的とする「ミサイル」のようなものだ。
●ファイザーはこれまでに見たことのない規模でそれらを生産する。
●2025年までにファイザーは「世界的なネットワークを持つ」予定である。
●臨床試験を非常に迅速に完了する方法がある。
●(ターボがん治療薬は)「mRNAと同じように」、「大規模に」生産される。


 ブーラ氏から語られたこの情報から何が読み取れるのか。


 そもそもなぜ企業はこれまでにない規模でがん治療薬を生産する必要があるのだろうか。そして多くの企業の中で、なぜファイザー社はターボがんの治療薬に数百億ドルを投資するのか。


 アメリカの投資コミュニティ「Seek Alpha」の分析では、ファイザーがこの取引から利益を得るまでに少なくとも10年はかかるだろうと理論づけられている。つまり財務的にはこの430億ドルの巨額買収劇はファイザーにとって現状ではほとんどメリットはないのだ。


 陰謀論的に推測できることは、ブーラ氏とその周囲が近未来について“何か”を知っているということだ。シージェン社の買収はその不気味すぎる“将来性”を見越した経営判断であるとすれば恐怖でしかない。コロナ禍で世界中にワクチンが供給されたように、近い未来にターボがん治療薬のニーズが世界中で急激に高まるということなのか。ひとまずターボがん患者がこの先も増える続けるのかどうか慎重にウォッチしていく必要があるのだろう。



参考:「Planet Today」ほか

tocana

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