空飛ぶ自動車がついに実用化か!2020年までに市場にデビュー予定(イスラエル)

1月19日(木)14時30分 カラパイア

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 イスラエルのテクノロジー企業が、自動運転や遠隔操作が可能な、空飛ぶ自動車を15年をかけて開発した。正確には人を運べるドローンのようなものだが、2020年に市場デビューさせようと意気込んでいる。

 空飛ぶ車として宣伝されているこのコーモラントは、総重量1500キロ、積載重量500キロ、時速185キロ。11月に初めての単独自動試験飛行を完了した。

 そのフォルムはまるで最新鋭の軍用機のように見える。


Cormorant UAV (formerly AirMule) Completes First Fully Autonomous Pattern Flight Over Terrain

 このダークグリーンのドローンは、ヘリのようなプロペラではなく、内部ローターを使っていて、危険地域から人を避難させたり、アクセスが厳しい地帯に軍の部隊を安全に配置したりすることができるという。

 「汚染爆弾や有害な化学物質で汚染された町があるとする。このドローンは遠隔自動操縦ができるので、人が近づけないそうした場所に入り込んで除染したりすることもできる」と言うのは、アーバン・エアロノーティクス社CEOのラフィ・ヨネリだ。

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 ヨネリは2001年にイスラエルの中心部ヤブネを拠点とした会社を設立して、このドローンを開発した。プロペラがまわりにぶつかる心配がなく、ビルの間のような狭いところや、送電線の下などの低い場所を飛ぶことができて、ヘリコプターよりも安全だという。

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 だが、この自主性の高い乗り物が市場に出るまでには、まだたくさんの課題がある。以前はエア・ミュール(空のラバ)と呼ばれていた、自家用車くらいの大きさのこのコーモラントは、アメリカの連邦航空局(FAA)の基準にもすべてパスしたが、11月の試験飛行で、いくつかの小さな問題が見つかった。搭載したセンサーが送ってきたデータに矛盾があったのだ。

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 このドローンの製造には39の特許が登録されていて、ヨネリはライバル会社の出現はそれほど心配していないという。

 専門家たちは、この技術で人の命を救うことができるかもしれないと言う。

 「戦場のような近づくことの難しい場所での兵の医療救助など、戦争の局面に革命を起こすかもしれない」イスラエルのフィッシャー航空宇宙戦略研究所の無人機研究センターのタル・インバーは言っている。総費用はおよそ1400万ドル(約16億円)だという。

urbanaeromentalflossdailymailなど/ translated konohazuku / edited by parumo

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