【銀行業界編】ホワイト度が高い企業1位は新生銀行「非常に自由なカルチャーで仕事はやりやすい」
2020年1月20日(月)7時0分 キャリコネニュース
企業口コミサイト「キャリコネ」は12月、「銀行業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。銀行業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載がある銀行業を営む企業のうち対象期間中に「キャリコネ」に20件以上寄せられた企業。対象期間は、2016年4月〜2018年3月。
1位は「新生銀行」で、ホワイト度評価は5点満点中3.65。2位以降「ゆうちょ銀行」(3.61)、「三菱UFJ信託銀行」(3.58)、「青森銀行」(3.43)、「三菱UFJ銀行」(3.38)がトップ5に入った。【参照元:キャリコネ】
新生銀行「週2日以内の在宅勤務制度など、柔軟な働き方を可能にする制度を充実」
1位「新生銀行」の働く環境に関しては、
「邦銀ではあるが、ピラミッド的な組織でなく、(部署にもよるようだが)全体的に非常に自由なカルチャーで仕事はやりやすい。部署の業務領域の範囲内に収まるのであれば、何をやるのか、どのようにやるのか、というのは個人の裁量に任される。だだし、物事にはきっちり筋を通す必要がある、というか逆に言えば、それさえ通せればよい。」(営業/30代前半男性/年収750万円/2015年度)
という口コミが寄せられている。同社は、前身の日本長期信用銀行の経営破綻後、2000年に「新生銀行」として再出発。サービス対応と金融商品の充実度をはかる「銀行リテール力調査(2015)」(日本経済新聞社/日経リサーチ)では首位を獲得している。
最長3年間の休業期間を付与するライフサポート休職制度や、育児・介護時の期間限定パートタイマー制度、事由不問・回数制限なしのセルフ時差勤務、週2日以内の在宅勤務制度など、柔軟な働き方を可能にする制度を充実させている。2018年からは副業や兼業を容認する制度を導入するなど革新的な取り組みも。また、女性管理職比率は、2018年9月時点で31.3%と業界最高レベルをキープしている。
納得度の高い評価・報酬制度を整備しているほか、「フリンジ・ベネフィット」(通常の給与以外の経済的利益)も提供している。2019年3月時点の平均年間給与は約768万円となっている。