五稜郭の観光後に訪れたい予約が取れないジンギスカン『ラムきち』の魅力とは?【北海道旅グルメ】

2024年1月21日(日)10時48分 食楽web


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●2024年2月25日まで、五稜郭公園のライトアップ「五稜星の夢」が開催中。夜の観光後、食べに行きたい地元民激推しのジンギスカン店『らむキチ』を紹介します。

 北海道・函館と言えば、五稜郭公園の桜の花が有名ですが、冬季にしか見られない「五稜星の夢」もおすすめです。お堀の周りに約2000個もの電球を設置し、星形にライトアップ。期間は2024年2月29日まで、時間は17時15分から。さらに2月25日は花火の打ち上げも予定しています。


函館市観光部より提供

 タワーは18時に営業を終了しますので、1日のうちにたった45分しか見られない眺め。なんなら函館山からの夜景よりもレアな眺望ですので、ぜひ期間中にタワーの上から幻想的な雪景色を楽しんでみてくださいね。

 さて、ひとしきり観光をした後は、冷えた体に温かいものを与えたくなりますよね。五稜郭公園の目の前には、塩ラーメンの『あじさい』や函館発祥のファストフード『ラッキーピエロ』、回転寿司『旬花』、『函太郎』など誘惑だらけですが、ここはグッとこらえ、地元民が激推しのジンギスカンの店『らむキチ』へ足をのばしてみませんか?


ジンギスカン専門店『ラムきち』。前もって予定を組み、予約をしておかないとありつけません

 地図アプリで検索すると、五稜郭公園から『らむキチ』は1.7キロメートルの距離です。市バスを利用する場合は、停留所「中央図書館前」より「鍛冶2丁目」で下車。タクシーなら5分ほど到着するようです。

 北海道民、ジンギスカンは大好きで庭やアウトドアではよく食べるのですが、家の中ではやりません。ラム肉は脂も煙もたっぷり出るので後始末が大変ですし、山型に盛り上がったジンギスカン鍋を持っている家庭も少数派。寒い時期に、ジンギスカンを食べたくなったらお店へGOというワケです。

予約必至! 市内No.1とも言われる『らむキチ』のジンギスカン


座敷タイプのテーブル席に、おひとりさまOKのカウンターも完備

『ラムきち』のジンギスカンは自家製タレ2種類に、ゆず胡椒やわさび、マスタードなど薬味をつけて食べる珍しいスタイルで提案しています。それくらいラム肉特有のくさみがおだやかで、お肉はとろける柔らかさ。道民がわざわざお店で食べる価値が大アリの味! 市内ナンバーワンと言っても過言ではありません。


まずは基本に忠実に、「生ラム野菜セット」968円からスタート。お肉だけ増量したい場合は、「追加肉」858円で注文できます

 炭火七輪がセットされ、注文したお肉もすぐに到着! ジンギスカンをおいしく食べたく場、焦ってはいけません。セオリーに従えば、ジンギスカン鍋の山のすそで野菜を、肉は頂上に乗せて焼きます。ラム肉から滴る脂で野菜を煮炊きしながら食べるのですが、『ラムきち』の肉はさほど油が出ず、さっぱりといただけるのも特徴です。


人気の「塩ラム」968円。感動級の柔らかさ!

「生ラム」も十分に柔らかでジューシーでしたが、独自のシーズニングを施した「塩ラム」は今まで食べたことのないほど柔らかく、肉の旨みが凝縮されていました。


「ラムのたたき(数量限定)」1045円は、レアな火入れで肉肉しさも満点 [食楽web]

『ラム刺し』もよほど肉に自信がなければ到底作れないメニューです。酸味のきいたタレがまた胃袋を刺激し、箸がどんどん進んでいきます。ラム肉に欲しい旨みを残したまま、余計な臭みを一切なくした素晴らしい一品です。


シメはご飯物「ねこまんま」。写真は小サイズの「こねこちゃん」429円

『ラムきち』で絶対に外せないのが、シメご飯の「ねこまんま」。白ご飯に鰹節にバター、ネギ、海苔、自家製タレをかけています。これはもう約束されたおいしさですよ。鰹節に自家製タレで食が進む、進む。シメのはずが、これをアテにもう一杯ビールをオーダーしてしまいました。

調査結果

『ラムちき』は、ジンギスカン好きの北海道民も大満足の味でした。最近は全国的なラム肉ブームで価格も上がっていますので、高クオリティーの肉を比較的リーズナブルに食べられる良心的な店。函館でおいしいジンギスカンをお探しの方、ぜひ事前予約の上、食べに行ってみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●SHOP INFO

店名:らむキチ

住:北海道函館市鍛治2丁目45-11第1
営:17:30〜21:00
休:水曜

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